2023年3月5日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催された『KNOCK OUT 2023 SUPER BOUT “BLAZE”』にて勝利した、KNOCK OUT-BLACKスーパーライト級王者・鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)が試合後インタビューに答えた。
鈴木はメインイベントの第13試合KNOCK OUT-BLACKスーパーライト級3分3R延長1Rで、マルコス・リオス(アルゼンチン)に1Rわずか46秒でKO勝ち。
「またひとつビッグイベントでちゃんとメインの仕事が出来たと思います」と鈴木。「いつも通り自分を信じただけです。倒せるって。向かい合った時に情報をとって、ここいけるなって感じでやりました」と、ここで倒せると感じ取ったという。
試合後にはRIZINフェザー級王者クレベル・コイケ(ボンサイ柔術)とのタイトルマッチを、リングサイドで観戦していた榊原信行RIZIN CEOにアピール。今やっても勝てるとの自信があるから発言したのかと聞かれると「当たり前ですよ。選手である以上、負けるとか生半可な気持ちでやるならやめた方がいい。いつどんな時でも強敵と戦って勝てるように準備しているのが職業・格闘家なんじゃないですか。クレベル選手は本物だと思うので、インタビューでもタイトルマッチにふさわしいのは千裕と言ってくれているので、やっぱり本物は分かっているんだなって。どこかのバカはいろいろ言ってますけれど。本物は勝手に本物と巡り合えると思うので、それが今年のいつになるかは分からないですけれど、クレベル選手とのタイトルマッチになると思う。俺はいつでもいいです。
試合前に平本選手が言っていたんですよね。KNOCK OUTは噛ませ犬を呼んでいるんじゃないかみたいな。黙ってろって。何が分かるんだよって。KNOCK OUTは本当に強い選手が集まっているので勘違いするなって思います」と、クレベルのタイトルに挑戦するのは自分がふさわしいとした。
平本の名をあげたが、気になる存在なのかと聞かれると「別にいいっすね。もう試合は終わっているのでどうでもいいです」と答えた。