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【PANCRASE】顔面で拳を破壊させた!? 藤野がトラキナスと3年半ぶりに再戦、遠藤来生vs.高木凌、髙橋攻誠vs.長岡弘樹も=3.26&4.30

2023/02/24 11:02
 2023年3月26日(日)に昼夜大会で行われるPANCRASEニューピアホール大会の夜の部『PANCRASE 332』のカードが発表された。(※藤野vs.オリヴェラは4月30日に変更) ▼ストロー級 5分3R(※4.30にスライド)藤野恵実(トライフォース赤坂)#2位・25勝13敗1分エジナ・“トラキナス”・オリヴェイラ(ブラジル/ROCHA TOP TEAM)10勝11敗1分  両者は2019年9月以来の再戦。前回の対戦では、1Rに藤野がテイクダウンを決め、立ち上がりにスタンドでも攻め込み、ジャッジ3者が藤野を支持。2R開始直後にトラキナスが右手首の負傷により、藤野のTKO勝ち。  女子ストロー級暫定王者決定4人トーナメント1回戦を突破した藤野は、次戦でチャン・ヒョンジを3R リアネイキドチョークを極めてベルトを巻いている。  トラキナスがバックフィストで手首を傷めたのか、あるいは藤野の僧帽筋や広背筋に当てて負傷したなどの意見が散見されるなか、PANCRASEの公式は「戦慄の顔面拳破壊から約4年、ブラジルからエジナが借りを返しにやって来る。今回破壊されるのは、藤野の顔面か? それともエジナの拳か?」と藤野が顔面で拳を破壊したとの見解だ。  その後、2021年9月のRIZINで浜崎朱加に判定負け、2022年3月にPANCRASEストロー級王座防衛戦に臨み、KARENのヒジ打ちによるカットでの出血で4R TKO負けで王座から陥落した藤野だが、2022年10月にAACCの新鋭・渡辺彩華に判定勝ちで復活。その後、渡辺が修斗で黒部三奈を2R KOに下していることからも、藤野は難敵を下しての再起を遂げたといえる。  対するトラキナスは、藤野戦後ブラジルで2連勝を飾るも、元LFA王者で現UFCのガブリエラ・フェルナンデスにTKO負けするなど4連敗中。不完全燃焼に終わった藤野との再戦で、戦績をタイに戻したいところ。 [nextpage] 絶対王者ISAOのBellator契約でフェザー級はどう動く!? ▼フェザー級 5分3R遠藤来生 (Power of Dream Sapporo) #5位・14勝8敗3分 高木 凌(パラエストラ八王子) #10位 4勝1敗  絶対王者ISAOのBellator契約で、大きな動きが予想されるフェザー級。  POD札幌のフェザー級5位の遠藤は、2021年6月に中川皓貴に判定勝ちも、岩本達彦、内村洋次郎を相手に連敗。しかし、2022年7月にRyoを2R KOに下しているため、勢いを加速させて上位を狙う。  パラエストラ八王子の高木は、2021年9月のプロデビューから4連勝。うち3試合をKOフィニッシュしているストライカー。渡辺謙明戦こそ判定勝利も、漆間將生、斎藤拓矢、林優作をいずれも1Rで下している。しかし、2022年12月に横浜大会で新居すぐるの必殺アームロックに1R 一本負け。再起をかけて遠藤と対戦する。 [nextpage] 22歳2戦の高橋攻誠が、42歳66戦の長岡弘樹に挑む ▼ウェルター級 5分3R 髙橋攻誠(RIGHT THING ACADEMY)#5位・1勝1敗長岡弘樹(DOBUITA)GRACHAN第3代同級王者・29勝24敗13分  22歳の高橋は2021年12月にMWJ杯優勝。180cmの長身ウェルター級で、2022年3月のプロデビュー戦では中村勇太にリアネイキドチョークで一本勝ちも、9月に押忍マン洸太に1R KO負けでMMA1勝1敗に。  一方、42歳の長岡は、MMA29勝24敗13分のベテラン。2018年から怒涛のGRACHAN4連勝で桜井隆多にも判定勝ちし、GRANDウェルター級正規王者に輝いた。しかし、2022年5月に川中孝浩に判定負けで王座陥落。2022年12月にはPANCRASEに6年ぶりに参戦し、村山暁洋に判定負けを喫している。 ▼フライ級 5分3R佐々木亮太(蒼天塾あざみの道場)9勝7敗2分松井斗輝(パラエストラ柏/初参戦)4勝 “サイレントスコープ”佐々木亮太が、4戦無敗の若手有望株、松井斗輝をロック。狙うは一発必中のアームロックか。松井はパンクラス初戦で佐々木を食うか。
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