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【RISE】現役最古参の麻原将平、20周年記念大会で「RISEはこういうもんやぞって試合を見せたい」

2023/02/22 21:02
 RISE20周年大会として開催される2023年2月23日(木・祝)東京・後楽園ホール『RISE 165』(昼の部)と『RISE 166』(夜の部)の前日計量&記者会見が、22日(水)都内にて正午より行われた。  夜の部第9試合のライト級(-63kg)3分3R延長1Rで対戦する、麻原将平(パウンドフォーパウンド/同級7位、HOOST CUP初代スーパーライト級王者)は62.90kg、瑠夏(L-REX/2017年RISING ROOKIES CUPスーパーフェザー級優勝)は62.90kgで計量をパス。  2021年11月以来のRISE参戦となった麻原は「RISEの20周年に呼んでいただきありがとうございます。自分は2008年にRISEでプロデビューして15年やってきました。自分のジムも去年11月にオープンしてその一発目の試合なので、いい試合をしてRISEはこういうもんやぞって試合を見せたいと思います」との意気込み。  瑠夏は「相手は大ベテランでRISE最古の(現役)ファイターと聞いたんですが、大ベテランに食いつくところを楽しみにしていてください」とベテラン越えを果たすとし、「(麻原が)数日前に盛り上げて勝つとツイートしているのを見たんですが、彼の試合で盛り上がる試合はあったのかなと思うので俺が盛り上げて勝ちます」と挑発。  これに麻原は「相手の印象はパンチが粗いけど強いかな。全然、やったら問題ない。今まで戦ってきた相手たちのレベルが違うので、そこはしっかり差を見せて勝ちたいと思います」と、キャリアの差を見せると答えた。  現役RISEファイターとしては最古参となる麻原は、20周年にどんな試合でお祝いするかを聞かれると「僕とT-98選手が最古参になっているので、アツい見ている人が興奮する試合でしっかりKOで勝ちたいです」と、RISEにふさわしい試合をすると誓った。  第8試合のバンタム級(-55kg)3分3R延長1Rで対戦する、加藤有吾(RIKIX/同級6位)は54.95kg、京谷祐希(TEAM TEPPEN/同級9位)は54.90kgで計量をパス。  今回よりTEAM TEPPEN所属となった京谷は「20周年ですが個人的に移籍一発目だし、ここまで来るのに会長、ジムの皆さん、家族、応援してくれる方々に感謝してその感謝を試合にぶつけたいと思います」と、心機一転のコメント。  加藤は「20周年にふさわしい、いつも通り面白い試合をして盛り上げられたらと思っています。バチバチ前へ行くので期待してください」と激闘を宣言した。  互いの印象を聞かれると、京谷は「いつも髪型がカッコいいと思っていて僕もやってみたいんですけれど、こんな髪型も出来ずにこんな地味な恰好なんですけれど。本当にパンチが強くて面白い試合をするので、明日は僕もちょっとやってきたのでよろしくお願いします」と加藤の方を見てニヤリ。  加藤は「昔からRISEに出ているベテランでパンチも強い選手なので、そこは気を付けて頑張りたいと思います」と、強打者対決と言われている一戦だけに相手の強打に気を付けると話した。  第7試合のミドル級(-70kg)3分3R延長1Rで対戦する、リカルド・ブラボ(アルゼンチン/WSRフェアテックス/同級3位)は70.0kg、サーシャ・タダヨニ(イラン/TEAM OTA)は69.55kgで計量をパス。  2度目のRISE参戦となるブラボは「相手は映像がなくて、どういう選手とかどういうスタイルか分からないけれど、この前の試合が終わっていいところもあったしダメなところもあったから、練習を頑張ってスキルを上げて明日の試合でそのスキルを見せます。相手も外国人だし気持ちが強いかもしれないから、2人とも1Rから倒しに行くと思うからいい試合になると思います」と予告。  対する初参戦のタダヨニは「私はカナダのバンクーバーに住んでいるんですが、最強のチームの支えがあって今ここにいます。そして私はIKON極真会館中村道場(極真世界大会を2連覇した中村誠が創設した団体)にもサポートしてもらっています。今回私はデビュー戦となりますが、全てを出して戦っていきたい」と、極真空手をベースに持つことを明かした。  さらに「私は日本でキックボクシングをするのが昔からの夢でした。K-1でアンディ・フグやフランシスコ・フィリォに憧れていたので、子供の頃から憧れた極真空手学んで今はキックボクシングをやっています。24歳の時に身体が麻痺するような事もあってそこから這い上がってきました。日本のファンに100%の全力を出すファイターとして見てもらいたいと思います。参加するだけ、日本の思い出を作るためにではなくあくまでも勝つために来ています」と、熱く語った。  どんな試合を見せたいかとの質問に、タダヨニは「相手の試合映像を見たが特に何か準備するのではなく、通常の練習をすることで戦える気持ちを持っています。明日は激しいバトルになると思っています」、ブラボは「極真の選手だから気持ちが強いと思うが、打たれ強いか分からないけれど1Rから倒しに行く。一発当たったら相手はビックリする。そこからいい試合になる。70kgは一発で展開が変わるから一発目で倒しに行きます」と、1Rから倒しに行く試合にするとした。 <計量結果> ▼第6試合 ウェルター級(-67.5kg) 3分3R延長1R青木洋輔(大和ジム/NJKFウェルター級王者、WBCウェルター級1位)=67.00kg稲井良弥(TARGET/同級3位、第4代DEEP☆KICK-70kg王者)=67.50kg ▼第5試合 フェザー級(-57.5kg) 3分3R延長1R龍翔(BLACK☆Jr/同級12位)=58.10kg(600グラムオーバー)松下竜之助(Team +1/同級17位)=57.25kg※龍翔が計量後に体調不良となり救急搬送されドクターストップとなったため、計量を通過している松下の不戦勝となった。 ▼第2試合 アトム級(-46kg) 3分3R小林穂夏(NEXT LEVEL渋谷)=45.70kg坂尻桃音(Crazy Gorilla Gym)=46.75kg(750グラムオーバーのため当日計量) ▼第1試合 ミニフライ級(-49kg) 3分3R登島優音(NEXT LEVEL渋谷/2022年Amateur RISE Nova全日本女子トーナメント-52kg級優勝)=48.85kgRINA(Crazy Gorilla Gym)=48.80kg
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