RISE20周年大会として開催される2023年2月23日(木・祝)東京・後楽園ホール『RISE 165』(昼の部)と『RISE 166』(夜の部)の前日計量&記者会見が、22日(水)都内にて正午より行われた。
今大会では女子の試合も組まれ、昼の部の第6試合-45kg契約3分3R延長1Rで対戦する、百花(魁塾/アトム級3位)は44.90kg、松本徐倫(ボスジム/初代KROSS×OVER KICK女子-45kg王者)は44.70kgで計量をパス。
44戦ものキャリアを持ち、現在もアトム級のトップ戦線に君臨するベテランの百花と対戦する松本は、今回がRISE初参戦。年齢は32歳で百花よりも2歳年上だが、今回が11戦目で初代KROSS×OVER KICK女子-45kg王者になったばかりの勢いのある新鋭だ。
迎え撃つ百花は「20周年大会に出場できることを嬉しく思います。しっかり勝ってRISE女子の試合が面白いと思ってもらえる試合をします」と意気込み、松本を「初出場にも関わらず凄いコスチュームで目立っていて、試合を見てジャブが凄く強い印象だったので、そこをしっかり対策してきたのでそれを出せたらと思います」と評した。
対する松本は「明日はしっかり自分のいいところを見せてRISEでもやっていけるところをしっかり見せたい」とし、「自分がキックボクシングを始めてからずっと百花選手の名前を聞いてきて、ベテランの強豪だと思っています。なのでリスペクトを込めてぶちのめしに行きます」と言い放った。
松本のリングネーム徐倫(ジョリーン)は、『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』の主人公である空条徐倫から名付けたもので、松本のマッチョな肉体を包むコスチュームも徐倫風。
そのリングネームにした理由を聞くと「自分がジョジョが好きというのと、ボスジムの選手はアニメのキャラクターとか映画のキャラクターからもじらせていただいて付けるのが恒例になっているので(過去には北斗拳太郎などがいた)」と答え、どんなスタンドを使えるのかと聞かれると「まだありません。募集中です。いい案があったらお願いします」と、まだキャラ設定は完ぺきではなかったようだ。
初参戦で、しかも対戦相手はトップクラスの百花。松本徐倫はインパクトを残すことが出来るか。