その他
ニュース

【BreakingDown】安保瑠輝也「全力で倒しに行くので本気のシリル・アビディで来てくれ」アビディは「俺がビビっているように見えるか?」

2023/02/18 17:02
 2023年2月19日(日)千葉・幕張メッセ『BreakingDown7』の前日会見が、18日(土)同会場で行われた。  メインイベントの無差別級スペシャルワンマッチで対戦する安保瑠輝也と、元K-1ヘビー級ファイターのシリル・アビディ(フランス)が出席した。  アビディは「僕のことを招待してくださって非常に感謝しています。久しぶりの日本で、引退して長く時間も過ぎたところで、私もこの挑戦を受けて今回の試合を楽しみにしています」と挨拶。  安保は「THE MATCHからBreakingDownに来ました。ちょっとBreakingDownぽいことしようかと思っていたんですが、僕の1個前の試合のジョリーがやってくれてたので。僕は今回BreakingDownに出場して格闘技の枠を広めることが僕の使命だと思っているので。アビディ選手は小学生の頃から見ていてリスペクトしている選手なんですけれど、自分より大きい選手ですけれど判定を狙いに行って技術を見せる、そんな試合をするつもりはないので1Rから確実にKOを狙って倒しに行きます」と、体重差があっても倒しに行く試合を見せると宣言。  続いて「それとひとつ質問いいですか。引退した選手ってずっと仰っていますけれど、いま僕に勝てる自信はありますか?」とアビディに質問。アビディが「僕は常に勇気を持っていたし、いろいろな対戦相手が過去何人もいて負けを考えたことは一度もない。それは明日のリングで、明日の試合で全て分かることになります」と答えると、安保は「それを聞けて良かったです。俺も全力で倒しに行くので本気のシリル・アビディで来てください」と言い放った。  安保は改めてBreakingDownに出場する感想を聞かれると「BreakingDownって批判もありますけれど、ただ僕は最近、DMとか街で声かけられるので。BreakingDownを見て正直安保選手のことを知りました、それによって過去の試合とかを見るようになって格闘技ってこんなに面白いんだって知りましたっていう声をたくさんいただくんですよ。だから僕は今回BreakingDownに出たのは、格闘技って煽り合いだけじゃなくて試合でパフォーマンスを出して面白い選手がいるんだぞってことを知って欲しいというのが僕の使命のひとつでもあるので。そのパフォーマンスを試合で見せようと思っています」と、格闘技の面白さを伝えたいと話す。  これが2007年4月以来の試合となるアビディは、練習状況について「練習は自分より軽い選手とスパーリングをしてきました。それによって自分の速さやもっとスピーディーな動きが出来るようにと練習しました。1分間は短いので持てる全てのエネルギーを出して費やして、おそらく安保選手も全てを費やしてそれによって結果が決まるだけです」と、1分間の対策はしてきたという。  続けてアビディは安保に「先ほど挑戦するとか僕に勝てるのかと安保選手に聞かれましたが、僕の場合はいつも試合はギリギリで決まっていて、様々な強い選手との対戦のオファーをいただいて一度も断ったことがありません。今回も同じ気持ちで挑んでいくのでよろしくお願いします。俺がビビっているように見えるか?」と、先ほどの安保の質問が気にくわなかった様子。  それに安保は「正直ビビっているように見えました」と答え、「俺としてはギリギリの試合するつもりなんか一切ないので。体重も重いでしょうし、力もあると思いますけれど、一発たりとももらうつもりはないので。引退した選手に言うのもアレですが、ここから先に見ている景色が違うので圧倒的に倒させてもらいます」と、これからがある選手と引退した選手の違いを見せると堂々と言い切った。  また、アビディにはジェロム・レ・バンナを自分のジムに呼んでボコボコに制裁したという伝説があり、その真偽を聞かれたところ「今日はBreakingDownの会見で安保選手との対戦の話なので、過去の話は今とは関係ない。ジェロムとは今は和解して関係を築いているのでその話は控えさせていただきます」と語った。
全文を読む

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.331
2024年3月22日発売
UFC参戦に向け、ラスベガス合宿の朝倉海。「プロフェッショナル・ファイターの育て方」でチームを特集。『RIZIN.46』鈴木千裕×金原正徳インタビュー、復活K-1 WGP、PFL特集も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント