試合後の、皇治大会CEOとのツーショットで満面の笑顔を見せるとしぞう(C)としぞう
2023年2月5日(日)大阪・176BOXで開催された皇治プロデュース『NARIAGARI』は大きな反響を呼び、成功のうちに幕を閉じた。
同大会の第15試合で行われ、皇治が「裏メインですね。俺はこの戦いはずっと楽しみにしています。実力一筋でやってきた矢島選手と、おちゃらけでやってきたとしぞう。これとしぞうが勝ったら凄いことになりますからね」と期待をかけていた矢島直弥vs.としぞうの一戦(ボクシングルール 3分1R延長1R)は、としぞうが元WPMF日本フライ級&元蹴拳ムエタイフライ級王者のムエタイ2冠王・矢島を破るという番狂わせの結果となった。
としぞうは『BreakingDown』の常連出場選手であり、自ら“トルネード”と名乗って「BreakingDownドリームをつかみたい」が決めゼリフ。ボクシング経験6年で北海道在住時代はマルスジム主催のイベントにも出場していたとのこと。『BreakingDown5』では小倉將裕に判定負けも『BreakingDown5.5』ではMMAルールで2018年東日本学生選手権(秋季)グレコローマンレスリング55kg級2位のおかせこに判定勝ち。『BreakingDown6』では元プロボクサーのジョーブログにも判定勝ち。
しかし、12月の『BreakingDown6.5』では元Krushの冨澤大智にボコボコにされて判定負け(キックルール)。その悔しさをバネに、プロへ一矢報いた形となった。
【写真】前日計量で矢島と睨み合うとしぞう。試合で口だけではないことを証明した(C)NARIAGARI
試合後、としぞうのSNSにはDJ社長、樋口武大、啓之輔、ジョーブログらBreakingDown出場メンバーからのお祝いメッセージが寄せられた。
試合前日には、同じくBreakingDown出場メンバーである少林寺拳法出身の山川そうきが「KO負けだけは絶対許さない。試合流れたらシャレにならんからな。もはや勝ってもらわないと困るまである」と投稿、それにとしぞうが「俺の本命はお前だ! 明日は朝飯前だからな」と返答しており、どうやら2月19日(日)千葉・幕張メッセで開催される『BreakingDown7』での対戦が決まっている様子。
プロキックボクサー撃破で波に乗るとしぞうが、NARIAGARIからのBreakingDownでさらに成り上がるのか。