2023年2月12日(日)東京・後楽園ホール『SHOOT BOXING 2023 act.1』の対戦カード変更が発表された。
SB日本ライト級王者・笠原弘希(シーザージム)との対戦が決定していたアヌラック・ティーデット99(タイ)が先日の試合でヒジによるカットで負傷欠場となり、それに変わって今回なんとさらなる大物のラムナムムーンレック・ティーデット99(タイ)の初来日が決定。
ラムナムムーンレックは兄のラムナムムーンとラムナムコーンの影響を受け、7歳でムエタイを始めた。2019年9月にS-1スーパーフェザー級王座を獲得し、2022年にはWMC世界ライト級王座も獲得。さらに2022年はラジャダムナン・ワールドシリーズ(RWS)ライト級リーグ戦で優勝した。2021年にはタイのスポーツ局が選定するファイター・オブ・ザ・イヤー(MVP)にも選ばれている。
【写真】昨年12月のチャド・コリンズ(右)戦に続いて世界の強敵を迎えることになった笠原 現在タイのビッグマッチに欠かせない一流のトップ選手であり、人気も絶大。テクニックはもちろん、力強さと旺盛なファイティングスピリットがあり、笠原は2023年初戦から大変な強敵を迎えることになった。
この試合は65.0kg契約のエキスパートクラス特別ルール3分3R延長無制限Rのシュートボクシングルールで行われるため、SBルールをフル活用できるスキルを持っている笠原が、SBのテクニックを駆使してムエタイトップファイターを封じ込めるかもしれない。
いずれにしても2023年シリーズ開幕戦にふさわしいエキサイトマッチが決定した。なお、今大会よりU-NEXTでのLIVE配信が開始される。