魔裟斗(左)もポスト武尊として期待するMVPの軍司
2023年2月1日(水)都内にて2022年K-1 JAPAN GROUPの年間表彰式『K-1 AWARDS 2022』が開催された。
最優秀選手賞(MVP)にはK-1フェザー級王者・軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス)が輝いた。
2022年の軍司は2月に武尊とエキシビションマッチを行い、“K-1エース魂”を伝承され、4月に斗麗に勝利。8月の「K-1フェザー級世界最強決定トーナメント」では1回戦でファク・スアレスに判定勝ち、玖村修平にKO勝ち、そして決勝も斗麗にKO勝ちで優勝。12月にはワン・ジュングァンに勝利し、5戦全勝(2KO)で終えた。
プレゼンターとして登場した魔裟斗は「去年の軍司選手は5戦負けなしのレコードを作って、そして2つのKO勝ち。2月の武尊選手とのエキシビションでは武尊選手と互角かそれ以上の戦いをしているように僕には見えました。そしてフェザー級トーナメントをKOで勝ち上がって、(12月には)武尊も倒すことが出来なかったワン・ジュングァンに完勝してMVPにふさわしい戦いをしたと思います。今年のK-1を引っ張ってもらいたいと思います」とエール。
軍司は「MVPということでずっとこういう賞を狙っていて。去年で獲れて嬉しいけれど、これから武尊選手もいなくなってこれから僕がK-1を引っ張っていかないといけないので人一倍頑張ろうと思います」と気を引き締めていた。
そんな軍司に魔裟斗は「トーナメントでは今まで軍司選手はセンスはあるけれど倒すことがなかなか出来ないと思って見ていたけれど、3試合中2試合をKOで倒して『軍司強くなった』と成長を見ることが出来ました。王者になってMVPも獲ったことで意識が変わって、これから自分がK-1 NEXTとして引っ張っていかないといけないとの気持ちが強くなったと思うので、今年は1億円プレイヤーを目指してもらいたい」と、1億円プレイヤーを目指せとハッパをかける。
その言葉を受けて軍司も「自分が引っ張っていかないといけない存在だとは武尊選手とエキシビションをやって感じ取った部分はあるので、僕に足りないのは喋りかなと思うのでいろいろな人を見て研究したいと思います」とトークも強化していきたいとした。
囲み取材に同席したデヴィ夫人は「皆さんがグッドルッキングだったのにビックリしました。あと芸名のような凄いお名前ばかりで。お相撲さん然り、ボクサー然り、綺麗な勝ち方がいいですね。一瞬にしてバンッとしてガンッとしたのがいいですね」と軍司に綺麗な勝ち方を期待したいとコメント。
最後に軍司は「武尊選手を超える存在になっていきたいと思います。次の相手(2日に発表)は僕がやってきた外国人選手の中で一番強いと思うので、結果を出してKOで終わらせてスターになりたいと思います」と、次の試合へ向けて意気込んでいた。