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【RIZIN】元UFC水垣偉弥がマネル・ケイプと対戦、「堀口恭司と戦うためにここへ来た」=8月18日(日)「RIZIN.18」愛知

2019/07/08 18:07
2019年8月18日(日)ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)で開催される『RIZIN.18』のカードが7月8日(月)都内ホテルにて行われた記者会見で発表された。  元UFCファイターの水垣偉弥(Sonic Squad)がRIZIN初参戦、マネル・ケイプ(アンゴラ/AKAタイランド)と対戦する。 2005年に修斗でプロデビューした水垣は、同年の新人王決定トーナメントで優勝。2008年にCAGE FORCEバンタム級王座に就き、2009年4月からWECに参戦。ズッファ社のWEC買収にともない、2011年3月からUFCに参戦、8勝6敗の戦績を残した。特に2012年11月から2014年5月まではオクタゴンで5連勝を飾る活躍を見せている。  その後、ACBに参戦し1勝2敗。2019年5月にDEEPに初参戦し、元PANCRASEライト級王者の昇侍を相手に判定勝利。2015年9月のUFC日本大会以来、3年半ぶりに日本での勝ち名乗りを受け、35歳にして連勝をマークしていた。MMA戦績23勝13敗2分。  対する25歳のケイプは、MMA戦績13勝4敗。抜群の身体能力を活かした爆発力ある打撃を武器に9勝1敗の戦績を引っ提げて2017年10月にRIZINに初参戦。山本アーセンを1R 71秒、左ハイキックからのパウンドでTKOに下すと、同年12月には元UFCファイターのイアン・マッコールもヒザ蹴りでTKOに下した。  その後、堀口恭司相手に善戦するも一本負け。朝倉海にもスプリット判定で敗れ連敗となるが、2018年9月に実力者・中村優作を3R リアネイキドチョークで極め、連敗脱出。2018年大晦日には佐々木憂流迦に判定で敗れるが、2019年4月には伊藤盛一郎を2R TKOで下し、復活を遂げている。  会見で水垣は「堀口恭司選手と戦うためにここへ来ました。格闘技人生は残り少ないと思いますが、そこにたどり着けるまでしっかり戦います。戦うモチベーションをくれた堀口選手とRIZINに感謝しています。最後まで頑張ります」と、打倒・堀口を宣言。  5月のDEEPケージで、難敵・昇侍をケージレスリングで封じ込めるなど、新たなスタイルにもトライしていた水垣。対するケイプも前戦で伊藤のテイクダウン狙いを切って打撃を当て、自らもダブルレッグテイクダウンを決めるなど、トータルファイターとしての進化を見せている。元UFCのベテランが日本のメジャー舞台で再び輝きを見せるか。それともRIZINの“門番”ケイプがレジェンドを踏み台とするか。  DEEPでの勝利後、「もう一回自分を作り直してもう一回厳しいところでやりたい。長くやっていると疲れるけど、あの感じが好きなんでしょう。そういう気持ちがあることはわかった」と語っていた水垣。マット上では、「北米のUFCに挑戦したい気持ちがあるので、時間があったら応援してください」ともコメントしていたが、日本のリングを選択し、キャリアの最終章に臨む。 「堀口選手がラスボスのようなもの」と、“インテリジェント・スナイパー”と呼ばれた男は最後の標的・堀口に狙いを定めている。 またケイプからは「対戦相手は経験豊富だが壊れかけている。この世界は心身を摩耗し、命の削り合いをする世界だ。彼自身ももう辞めたがっているだろう。ここ最近の彼の試合を見ていると激しく劣化している事が分かる。俺との試合が彼の人生でプラスになるのかどうかみんなに問いたい。答えは明らかで、彼の人生にマイナスにしかならないだろう。俺は若くて成長著しい未来のスターだ。そんな男が本気になってこのスポーツに向き合い、毎日死ぬ気で練習している。もう決して過ちは犯さない。俺はこの試合を利用して日本での知名度をあげると同時に尊敬の念を抱いて水垣に正しい選択、即ち、『引退』への道へ導いてやるつもりだ」と、水垣に引導を渡すとのメッセージが送り付けられた。▼RIZIN MMAルール 61.0kg契約 5分3R ※ヒジありマネル・ケイプ(アンゴラ/AKAタイランド)水垣偉弥(Sonic Squad)
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