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【ミネルヴァ】浅井春香vs.無敗の女子高生MARIAのタイトルマッチをメインに女子キックボクシングのみで全19試合

2023/01/25 19:01
【ミネルヴァ】浅井春香vs.無敗の女子高生MARIAのタイトルマッチをメインに女子キックボクシングのみで全19試合

女子のみで19試合(アマチュア5試合含む)となる今大会。女子キックをけん引するスターが生まれるか

 2023年3月26日(日)東京・GENスポーツパレス『GODDESS OF VICTORY』の全対戦カードが発表された。この大会はNJKFの女子部門ミネルヴァの主催となる。

 メインイベントはミネルヴァ スーパーバンタム級タイトルマッチ3分3Rで、王者・浅井春香 (Kick Box)が同級5位MARIA (PCK大崎/TeamRing)を挑戦者に迎えての防衛戦に臨む。


 浅井は2020年2月、空手こまちにカウンターを決めてダウンを奪いJ-GIRLS王者になると、韓国と中国で連敗を喫したが同年8月のJ-NETWORKでISKA四冠王エルナ・オブ・スウェーデンに判定勝ち。11月には☆SAHO☆に敗れたが、2020年1月に鈴木万李弥に判定勝ち、9月のRISEに初参戦すると村上悠佳に判定勝ち、2021年5月にはプロ無敗だったKAEDEを破り、ミネルヴァ王座も獲得した。2022年5月にはドローながら初防衛にも成功している。9月には北川柚に勝利し、戦績を16勝(1KO)9敗3分とした。

 MARIAは小学校低学年から宮城の『聖域』でアマチュアファイターとして活躍し、聖域チャレンジのミニフライ級とフライ級王座を獲得。2021年11月に16歳でプロデビューし、2022年10月に和乃から勝利を収めて戦績を4戦4勝無敗とし、5戦目にして王座挑戦のチャンスをつかんだ。

 セミファイナルではフェザー級2分3Rで、スーパーバンタム級1位KAEDE (LEGEND GYM)が同級9位の寺西美緒 (GET OVER)と対戦。

 KAEDEは姉のIMARIとともにアマチュア時代から姉妹でその活躍を知られ、アマチュアで6つのタイトルを獲得してプロ入り。2021年2月の櫻井梨華子戦は前日計量で250グラムオーバーしたため減点1からの厳しいスタートとなったが、判定3-0で勝利を収めた。3月には5戦5勝と無敗であったルイからダウンを奪って判定勝ち。6月に浅井とのミネルヴァスーパーバンタム級王座決定戦に臨んだが敗れ、2022年5月のタイトルマッチでの再戦でもドローで王座奪取ならず。戦績は8勝(1KO)1敗2分。寺西は2022年12月24日に田中美宇に判定勝ちしている。

 第12試合ではスーパーフライ級2位のIMARI (LEGEND GYM)がアリス (チームプラスアルファ)と54.5kg契約で対戦。

 IMARIはジュニアキック出身で、Bigbangアマチュア45kg・51kg級王者に輝くなどアマチュア戦績25戦23勝1敗1分。2018年8月にプロデビュー。レベルの高い技術を持ち、2021年2月にはNJKFミネルヴァスーパーフライ級王者・聖愛に挑戦したがドローで王座奪取ならず。2022年6月にはNA☆NAと同王座決定戦を争ったが、判定負けで王座獲得ならなかった。

 アリスは日本人の父とイスラエル人の母を持つハーフで、4歳から伊原道場で練習を積み、2019年3月にプロデビュー戦を勝利で飾った「ミスセブンティーン2018」の美少女モデル。9月のプロ2戦目でERIKOに判定負けを喫し、2020年10月の上野hippo宣子戦では身長170cmの長い脚から繰り出すミドルキック、ヒザ蹴りでプロ2勝目をあげた。しかし、2021年4月の武内紗耶香戦は判定負け、2022年3月のNA☆NA戦でも判定で敗れ2勝3敗に。その後、15年間所属した伊原道場から離れ、フリーとなっての初戦はMickeyにダウンを奪われて敗れた。2月11日の『NO KICK NO LIFE』にも出場が決まっており、連続での試合となる。戦績は2勝4敗。

 今大会は本戦14試合に加えて、オープニングファイトとしてアマチュアルールの試合が5試合組まれ、女子のみで全19試合となっている。

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