ESPNがSNSにて公開したヌネスの“BODY”
アメリカのスポーツ専門チャンネル「ESPN」が隔週で発行しているスポーツ雑誌『ESPNマガジン』には、『ボディ特集号(Body Issue)』という毎年恒例の人気企画がある。
この企画は世界を代表するトップアスリートたちが、鍛え抜かれた肉体美をセミヌードで見せるセクシーなグラビアが目玉となっており、発売の度に大きな話題となる。
2019年版は9月に発行予定で、この企画にUFC世界女子バンタム級&フェザー級王者アマンダ・ヌネス(ブラジル)が登場することが7日に発表された。ヌネスは6日(日本時間7日)米国ネバダ州ラスベガスのT‐モバイルアリーナで開催された『UFC239』でUFC世界女子バンタム級王座の防衛戦を行い、元王者のホーリー・ホルム(アメリカ)を1R4分10秒、右ハイキックでKOして4度目の防衛に成功した。
「ESPN Body Issue」への布石か、自身のSNSで試合後にシャワーを浴びる姿を掲載
31歳のヌネスは18勝4敗で、18勝の内13勝がKO、3勝が関節・絞め技による勝利という圧倒的な強さを誇り、2016年12月にはロンダ・ラウジーを1Rわずか48秒で粉砕している。
「最高の気分よ。みんなはベガスで起きたことはベガスに置いていけと言うけど、このベルトは私と一緒に家に帰るわ。ウオームアップ中に、いけると思った。コーチに、彼女が相手をノックアウトしてきたのと同じ形で彼女をノックアウトしたいと言ったの。今日はそれをやり遂げた。私がまだ倒していなかった元チャンピオンは彼女だけだったから。今は彼女に勝って、本当にうれしい。次は当然、フェザー級のベルトを防衛したいわ」という試合後のコメント通り、ヌネスはUFC女子選手史上初の2階級制覇王者であり、UFC史上3人目の2階級同時王者でもある。
ESPNから公開された画像は、全裸にその2本のチャンピオンベルトを肩から掛けたもの。UFCファイターでは過去に、ロンダ・ラウジーが2012年の表紙を飾ったほか、コナー・マクレガーやミーシャ・テイト、ジョン・ジョーンズなどが選ばれている。