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韓国ROAD FCのジョン・ムンホン代表が19日夜、SNSで1月30日に記者会見を開催することを発表。チャンピオンシップからトーナメントを中心に実施するとし、2023年に63kg、70kgのトーナメントを行い、84kgは2024年開催の可能性があると語った。
63kgの8人トーナメントでは、大晦日RIZINでフアン・アーチュレッタと激闘を繰り広げたキム・スーチョルと、ムン・ジェフンが出場。また外国人4選手を入れる予定。
70gの8人トーナメントでは、7月の「Road FCライト級王座決定戦」でパク・スンモを1R TKOに下して王者となった20歳のパク・シウォンが出場。
また、スーチョルと1勝1敗でフェザー級王座から陥落するも、12月にパク・スンモを肩固めで下し、スーチョルが返上した王座に返り咲いたパク・ヘジンの名前も挙げられた。
70gも4人の外国人選手を入れる予定。
さらにキック戦で、ミョン・ヒョンマンvs.ファン・インスの試合、クォン・アソルの登場も示唆した。元ライト級王者のアソルは2022年12月の「Road FC 62」で5kgの体重超過の末、78kg契約で中村晃司に判定負けしている。
キム・スーチョルのトーナメント出場により、2023年RIZINバンタム級出場は厳しい見通しで、RIZINのバンタム級戦線はどうなるか。
現王者の堀口恭司はフライ級に転向しており、王座返上となった場合、空位の王座を争う戦いが予想される。
拳の怪我で2022年は試合を行っていない前王者の朝倉海は、今春復帰か。その朝倉と7月の沖縄大会で対戦予定だったヤン・ジヨンが復帰戦の対戦相手候補になるだろう。
また、2022年のMMA4戦4勝無敗の元谷友貴、2022年のMMAは1戦のみだが、大晦日の瀧澤謙太戦で著しい進化を見せた井上直樹も、王座戦線に入ってくるだろう。
ROAD FCではジョン・ムンホン代表が「スカウトが始まっている」とも語っており、どんな海外選手が参戦するか。RIZINバンタム級戦線にも関係するスーチョルの出場も注目されるROAD FCの会見は、1月30日午後2時から南山タワーのギャラリーK ソウルタワー店でファン出席のもと行われ、SNS投稿をすることで、チケットプレゼントなども企画されているという。