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【K-1】大和哲也が再起戦で11歳下の近藤拳成を迎え撃つ、近藤「今後の人生を懸ける試合」

2019/07/07 22:07
2019年8月24日(土)エディオンアリーナ大阪で開催される『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN』の第2弾カード発表記者会見が、7月7日(日)大阪市内で行われた。  スーパー・ライト級スーパーファイト3分3R・延長1Rで、元WBCムエタイ世界スーパー・ライト級王者・大和哲也(大和ジム)とK-1甲子園2016 -65kg王者・近藤拳成(大成会館)が対戦。  大和は2005年7月プロデビューの31歳。キックボクシングで数々のタイトルを獲得し、2010年にK-1 WORLD MAX -63kg日本トーナメントで全試合KO優勝を果たす。その後はムエタイルールでの試合に専念していたが、2016年末からK-1に参戦。2018年11月の第3代スーパー・ライト級王座決定トーナメント1回戦でゲーオにKO負けを喫し、今回が9カ月ぶりの再起戦となる。戦績は40勝(30KO) 17敗1分。  対する近藤はK-1甲子園2015 -65kg準優勝、2016同優勝の実績を持ち、プロデビューは2016年4月の20歳。6月のK-1 KRUSH FIGHTではFUMIYAにTKO勝ちして連敗を食い止めた。戦績は2勝(1KO)2敗1分。 11月のトーナメントではゲーオ(右)にKO負けを喫した大和 大和は「前回の試合から期間が開いてしまいましたが、今回は大和哲也らしい勝ち方、倒し方をお見せしてベルトに再挑戦できるように復活の狼煙を上げます」と挨拶。近藤は「大和選手、この試合を受けてくれてありがとうございます。試合が決まった上には格上だろうが倒しにいきます」と下克上を口にする。  近藤は「僕は凄くワクワクしました。(弟の)魁成が木村(“フィリップ”ミノル)選手とやった時とほぼ同じシチュエーションで、魁成が凄い試合を見せてくれたので僕はあの試合を超えて絶対に勝ちます」と、魁成が先制のダウンを奪ってあわやの場面を作り出したK-1 KRUSH FIGHTでの木村戦を超えると宣言。  大和は「こんなに若い選手と試合をするのは初めて。ひとまわり違うので。そういう選手と試合をすることになったのは僕もベテランの域になっていると改めて思いました。僕も若い時に強い選手に挑戦して勝ったことですし。いい試合、大和哲也らしい試合をしたいと思います」と、昔の自分と重ね合わせるところがあるようだ。 6月のKRUSHではFUMIYAを2RでTKOに葬った近藤 試合期間が開いたのは「本当に迷走期間を長く過ごしましたが、自分の気持ち、周りの意見、仲間たちの気持ちを聞いてあのままでは終われない気持ちが凄く強いのでK-1のリングにまた上がりたいと決めました。その決意を今回の戦いにぶつけたい。僕のゴールはK-1のベルトなのでゴールは変わらない。誰とやろうがブレずに獲るものはベルトなので真っ直ぐ見据えていきたい」と復帰した理由を語った。  今回は近藤の地元での試合となるが「僕は海外でも試合をしてきて地球上にアウェイなんてないと思っていたんですが、海外で凄い判定を喰らって負けたことがあります(笑)。でもここは日本ですし、地元の近藤選手の方が声援は多いかもしれませんが、大和哲也も応援してもらえるようないい試合をしたい」と、試合内容で観客を味方につけるつもり。  近藤も目標を聞かれると「ずっと兄弟でK-1大阪大会に出られるように狙ってきたので凄く嬉しかったです。強い選手なのでKOを狙って戦えるほど余裕はないので、できるだけKOを狙って弟と一緒に大阪を盛り上げたい。僕も目標はK-1の世界ベルトなのでそこに向かって頑張っていきたい」と、K-1王座を目指すとしたが、「この試合はただの試合ではなくて、今後の人生を懸ける試合だと思っているので勝ちに行きます」と大和戦に全てを懸けるとの決意だ。  大和もまた「大阪で試合をするのは初めてなので、インパクトの残る“一瞬”で決まる試合をするので楽しみにしていてください」と予告した。
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