今回はチームBellatorのメンバーとして対抗戦に出場、扇久保を破った堀口
2022年12月31日(土)さいたまスーパーアリーナ『湘南美容クリニック presents RIZIN.40』にて、第13試合の「RIZIN vs. Bellator 全面対抗戦」中堅戦フライ級5分3Rで扇久保博正(パラエストラ松戸)に判定3-0で勝利した堀口恭司(アメリカントップチーム)が試合後インタビューに答えた。
2023年はできれば3~5試合やりたい
「何発もクリーンヒットしているのに倒れない、凄いタフだった。でも狙っているものが分かっていたので対策は立てやすく、やりやすかったと思います」
――ベラトールの一員として対抗戦に勝ったことは?
「喜んでいいのかなって今でも思っています(笑)。榊原さんがリングに立った時に『お前、こっちサイドだろ』って言っていました」
――今後の展望は?
「体調的にも問題なく出来たので、これからフライ級で日本でも海外でもフライ級をもっと盛り上げて行きたいと思います」
「あれは試合プランに入っていて狙っていた技です」
――カーフキックを効かせたが?
「カットしないでそのまま喰らっていたので効くだろうなと思って。2発目が当たった時に嫌な顔したんですね。それで効いているなと思いました」
――扇久保選手は堀口選手に勝つことを10年間考えてきた。そういう人を倒したのはどんな気分?
「あまり狙われているとか、他人が変な風に思っているとか気にしないタイプなので、何も思わないです」
――Bellator軍5戦全勝の理由は?
「技術的なものが日本は遅れているのかなと思って自分は海外に行ったので、今回の試合を見てもやはり技術的には遅れているのかなと思いましたね」
「自分がやっているように、アメリカへ行って直に肌で感じる。技術やコーチの差を実際に感じないと人間って分からないので、世界に出た方がいいんじゃないかなと自分は思います」
――来年はどれくらい試合をしたい?
「自分は怪我がなければコンスタントに試合をやっていきたいので、3試合、出来れば4試合、出来れば5試合。なるべく多くやりたいと思っています」
――日本でも見られる?
「もちろんありますね」
「もちろん見ました。やっぱり強い選手だなと思うので、この先当たるだろうなと思いますね」
――アメリカに帰る前に日本ではどんなことをする?
「それがマネージャーが凄い仕事を詰め込んでいて全然遊べないんですよ。本当にかわいそうです(笑)。釣りは仕事で行けます。撮影で」
――フライ級に落として明らかに良かった部分は?
「あまり変わらないですね。ただ体格の差がなくなって来るってことですかね」
――ほぼ完勝して、バック奪った時だけ正対されて胸を合わされたが?
「バックは得意なので取れるだろうなと思っていたんですけれど、扇久保選手が守りに徹していたので取れなかった。マイク・ブラウンは研究されているのでバックは取りにいくなと言われていたんですが、行きました。何をやっているんだと言われました(笑)」
――フライ級GPがあれば賞金首になる。RIZINのフライ級GPを引っ張っていきたい?
「そうですね。ベラトールサイドがOKを出せばやりたいなって感じです」
「嬉しいけれど複雑な気持ちです。日本サイドなんだけれどなって」
――セレモニーでスコット・コーカー代表とはどんな会話を?
「おめでとう、よくやったなという話をしました」
――ベラトールで戦っている姿を見ている若い選手たちにメッセージを。
「やる気があるならATTへ来い」