気円斬で堀口の首を“刈る”扇久保、3度目の正直を狙う
2022年12月31日(土)さいたまスーパーアリーナ『湘南美容クリニック presents RIZIN.40』に出場する全選手の個別インタビューが、29日(木)都内にて行われた。
「RIZIN vs. Bellator 全面対抗戦」の中堅戦フライ級5分3Rで堀口恭司(アメリカントップチーム)と対戦する扇久保博正(パラエストラ松戸)がインタビューに答えた。
息子と妻のために全身全霊で戦って勝ちたい
「この10年間ずっと堀口選手に勝つために戦ってきたと言っても過言ではない。明後日やっと戦えて嬉しく思っています。かねがね言っているように、生涯最良の日にしたいので思い切り倒したいと思います」
━━改めて相手の印象は?
「印象的にはあまり変わりなく、伝統派空手出身ですが、ATTで習っている寝技、組み技が最近強くなっている、トータルファイターのイメージですね」
━━どういう試合展開をイメージしている?
「結構長いラウンド行くんじゃないかと思っています」
━━堀口選手には過去2敗しているが、ジャパンGP覇者でもあり、ここで勝利して世界での地位を確立したい?
「ここで勝って、RIZINでのフライ級をどんどん盛り上げていきたいと思います」
━━2006年頃から戦ってきて、現在35歳でもあり先を見据えているかと思う。この戦いの人生が終わったあとにファンにどのような選手として覚えていてほしい?
「年齢も35歳になって、06年から16年戦っているんですけど、ちょっとずつ終わりが自分の中で見えてきているのは事実。自分のファイトスタイルは泥臭くて、でも勝ちに行くファイトスタイルなので、最後まで諦めずに戦うファイターとして見てもらって、みなさんの記憶にも残りたいなと思っています」
━━過去の対戦成績から、相手が自分を過小評価しているという印象はありますか?
「どうですかね…2回勝っているので、少し余裕はあるのかなと思っています。逆にそこが、つけいる隙かと思います」
━━堀口戦で自分のどこが有利? 試合の時には刈り込みを入れる?
「自分が有利な点は打たれ強さだと思っています。あと試合の時は、今もう刈り込み入れているんですが、師匠の名前(鶴屋浩エンターテインメントの略でTHE)をいつも入れて戦っています」