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【RIZIN】青木真也が大晦日決戦を斬る!「対抗戦? RIZINルールじゃん!」「RIZIN vs. Bellator 5対5」の見どころをABEMAで解説

2022/12/28 13:12
大晦日『湘南美容クリニック presents RIZIN.40』(さいたまスーパーアリーナ)の全試合を生中継するABEMAが、青木真也による「RIZIN vs. Bellator 全面対抗戦」の見どころ動画をアップした。 「日本が大晦日に格闘技を始めたのは、2000年の猪木会長による『INOKI BOM-BA YE』」と話す青木は、2006年から10年連続で年末興行に参戦し「10年やって悔いはない」と語る。  12月31日(土)に行われる『RIZIN.40』の「RIZINvsBellator対抗戦」に関する見どころについては、「まず、ルールがRIZIN、そこがミソなんだよね」と口火を切る。 「サッカーボールキックあり、判定基準もこっち(RIZIN)の基準、踏みつけ、サッカーボールキック、(グラウンド状態での)ヒザ蹴りあり……というルールが妙だと思っていて」と続けると、「完全に実力だけだったらBellator有利」としつつも、「基準がRIZINだからちょっとそこがまた変わってくる」と今回のルールが勝敗に影響するとした。  また、対抗戦全5試合も一つひとつ解説。  まず、先鋒である、第9代DEEPライト級王者武田光司(BRAVE)と第2代EAGLE FCライト級王者ガジ・ラバダノフ(ロシア)の試合。  青木が練習するロータス世田谷での出げいこで肌も併せている武田について、「武田さんはジョニー・ケースに勝ってるけど、矢地祐介選手に負けていたりとか、ダミアン・ブラウン選手に負けていたりとか、まだどこまで評価していいか、分からない部分があるんですよ。不利な試合。それでいうと武田選手は頑張りどころ。ここは本当に勝負にこだわって、紙一重で勝つくらいの感じでいいと思うんですよ」と徹底的に勝利にこだわればいいと進言。  続く、次鋒戦である現Road FCフェザー級王者キム・スーチョル(韓国)と第8代Bellatorバンタム級王者フアン・アーチュレッタ(米国)の対戦は「(スーチョルにとって)相性が悪い。スーチョルには1発があり、ファイトする気持ちも強いけど、同じタイプの上位互換がアーチュレッタ」とアーチュレッタ有利を予想。  中堅戦の扇久保博正(パラエストラ松戸)vs.堀口恭司(アメリカントップチーム)については、「動いている堀口恭司をありがたく見る試合。結果はワンサイド」と堀口勝利を予想しながら、「でも堀口さんも決してコンディションがいいとは言えない。超人だったのが、コンディションも含めてちょっと落ちてるんじゃないか」と懸念も語りつつ、それでも「対抗戦と言っていますが、違いますかから。堀口恭司のフライ級に向けての調整試合」と言い切った。  現RIZINフェザー級王者クレベル・コイケ(ブラジル)と現Bellatorフェザー級王者パトリシオ・ピットブル(ブラジル)の副将戦は「わりと差がある。ピットブルのほうが強いと思う。クレベルは俺と同じで一点突破型。体力差・フィジカル差、ぶん殴るスタイルも含めて、MMAとしての完成度がピットブルの方が高い。グスタボ戦のような試合になると思う。厳しい」と回答。  現RIZINライト級王者ホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル)と前Bellatorフェザー級王者AJ・マッキー(米国)による大将戦については、「普通に考えればAJ・マッキー。でもAJのライト級の(スパイク)カーライル戦を見ても、フェザーのときよりもパフォーマンスを発揮できていない。ちょっと大きめのライト級のサトシ・ソウザとやったときにどうなるか? AJ・マッキーが圧倒的有利な訳でもない」と語り、「一番競ってる試合」と評した。  また、青木はマッキーがアウトボクシングをした場合の判定基準についても触れている。  果たして5対5の対抗戦はどうなるか。Bellatorのスコット・コーカー代表は、3年振りにRIZINを裁くジェイソン・ハーゾグと、BellatorやPFLなどのレフェリー経験があるブライアン・マイナーの2人を「米国選抜競技オフィシャル」として、JMOCのレフェリー・ジャッジ陣に加えることを明言している。 「RIZIN vs. Bellator 全面対抗戦」試合順 ※RIZINルール・リングを使用 ▼大将戦 ライト級 5分3Rホベルト・サトシ・ソウザ(ボンサイ柔術)現RIZINライト級王者AJ・マッキー(米国)前Bellator世界フェザー級王者 ▼副将戦 フェザー級 5分3Rクレベル・コイケ(ボンサイ柔術)現RIZINフェザー級王者パトリシオ・“ピットブル”・フレイレ(ブラジル)現Bellator世界フェザー級王者 ▼中堅戦 フライ級 5分3R扇久保博正(パラエストラ松戸)RIZINバンタム級JAPAN GP 2021優勝堀口恭司(アメリカントップチーム)現RIZN&元Bellator世界バンタム級王者 ▼次鋒戦 バンタム級 5分3Rキム・スーチョル(韓国)現ROAD FCフェザー級王者フアン・アーチュレッタ(米国)元Bellator世界バンタム級王者 ▼先鋒戦 ライト級 5分3R武田光司(BRAVE)元DEEPライト級王者ガジ・ラバダノフ(ロシア)元Eagle FCライト級王者
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