【INOKI BOM-BA-YE×巌流島】大将戦のイゴール・タナベとメルヴィン・マヌーフがバチバチのにらみ合いで一触即発！タナベは一本勝ち、宇佐美秀メイソンはKO勝ち宣言

　2022年12月28日（水）東京・両国国技館『INOKI BOM-BA-YE×巌流島 in 両国』（U-NEXT生配信）の前日会見が、27日（火）都内にて行われた。会見前の正午には非公開で計量が行われ、全選手がパスしている。 　大将戦のRIZIN MMAルール92kg契約5分3Rで対戦する、イゴール・タナベ（ブラジル/柔術）は「明日は猪木軍の大将としての責任を背負って必ず盛り上げて得意の寝技で一本勝ちします」と堂々の宣言、メルヴィン・マヌーフ（オランダ/キックボクシング）は「久しぶりに日本に戻れて嬉しいです。前に日本で試合してから10年くらい経ってると思います。みなさん、私のKOを期待していると思うのでぜひお見せしたいです。明日を楽しみに待っていてください」と挨拶した。 　顔を合わせた印象を聞かれたタナベは「想像していた通りです」と、特に何も感じなかったという。若い選手が踏み台にしようとしていることをどう思うかと聞かれたマヌーフは「若い選手が有名になるために、私たちの名前を利用したい気持ちはわかります。ただ、私はそのために来たわけではありませし、そんなことは起きないでしょう。私はもう30年以上、格闘技の試合をしています。明日になればわかるでしょう」と答えた。 　その後、両者はフェイスオフでバチバチのにらみ合いを展開。前を向いてくれと言われてもにらみ合いは続き、最後はスタッフが両者を分けるがタナベはエキサイトしてマヌーフに言葉を投げかけていた。 　六鋒戦のキックボクシングルール72.5kg契約3分3Rで対戦する、宇佐美秀メイソン（日本/空手）は「明日の試合はクラウスにやりたことやらせず自分のやりたいことをやってKOで勝ちに行こうと思っています」と、こちらも堂々のKO宣言、アルバート・クラウス（オランダ/キックボクシング）は「日本に戻ってこれて嬉しいです。明日はベストを尽くします」とコメントした。 　初めて顔を合わせた印象をメイソンに聞くと「特に感じたことはなくて、思っていた通りの印象でした」と特に感じるものはなかったとする。 　クラウスも若い選手が踏み台にしようとしていることをどう思うかと聞かれると「問題ない」と、簡単には超えさせないと答えた。 　七鋒戦のMMAルール88.5kg契約5分3Rで対戦する、岩﨑大河（大道塾・パラエストラ東京/2022アジア空道選抜選手権大会270+クラス優勝）は「相手は小さい頃から日本で戦うことが目標だったみたいなので、自分は相手を倒してアメリカに行くことを目標に頑張ります」と世界への足掛かりにしたいとし、ラファエル・ロバトJr（米国/元Bellator王者）は「出場できて嬉しいです。小さい頃からの夢が叶いました。初めて日本で戦います」と初の日本での試合が待ち遠しい様子。 　岩﨑は初めて目の前にしたロバトJrの印象を聞かれると「デカいなって印象です」と笑った。