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【RIZIN】大将サトシ、副将クレベル──対抗戦の試合順発表、SHOWTIME放送も「僕らにとってはビッグチャンス」(榊原CEO)

2022/12/21 21:12
 2022年12月21日(水)、『湘南美容クリニック presents RIZIN.40』(12.31 さいたまスーパーアリーナ)の追加対戦カード発表記者会見が行われ、中原由貴vs.鈴木千裕、YUSHI vs.中澤達也、ジョニー・ケースvs.大尊伸光(※ルイス・グスタボが欠場)の3カードおよび、平本蓮がスタンディングバウト特別ルール(ボクシングルール)で参戦(※対戦相手は公募)することが発表された。  会見後の囲み取材で、榊原信行CEOは、あらためて「RIZIN vs. Bellator 5対5 全面対抗戦」の試合順について語った。  対抗戦の5試合がメインカードになる予定で、先鋒戦の武田vs.ラバダノフから、大将戦のサトシvs.マッキーまで、下記の通りに決定。榊原CEOは、その演出についても「対抗戦の5試合はガラッと雰囲気を変えて行こうかなと思います」と語る。 「RIZIN vs. Bellator 全面対抗戦」試合順 ※RIZINルール・リングを使用 ▼大将戦 ライト級 5分3Rホベルト・サトシ・ソウザ(ボンサイ柔術)現RIZINライト級王者AJ・マッキー(米国)前Bellator世界フェザー級王者 ▼副将戦 フェザー級 5分3Rクレベル・コイケ(ボンサイ柔術)現RIZINフェザー級王者パトリシオ・“ピットブル”・フレイレ(ブラジル)現Bellator世界フェザー級王者 ▼中堅戦 フライ級 5分3R扇久保博正(パラエストラ松戸)RIZINバンタム級JAPAN GP 2021優勝堀口恭司(アメリカントップチーム)現RIZN&元Bellator世界バンタム級王者 ▼次鋒戦 バンタム級 5分3Rキム・スーチョル(韓国)現ROAD FCフェザー級王者フアン・アーチュレッタ(米国)元Bellator世界バンタム級王者 ▼先鋒戦 ライト級 5分3R武田光司(BRAVE)元DEEPライト級王者ガジ・ラバダノフ(ロシア)元Eagle FCライト級王者  21日の榊原信行CEOとスコット・コーカー代表による会見では、ともに「5戦全勝」を目指しており、RIZINルールを裁くのに慣れている第三者機関のJMOCのレフェリー・ジャッジに加え、コーカー代表は「米国から2名のジャッジを連れて行く」と、対抗戦への本気度を見せている。  その「米国選抜競技オフィシャル」とは、2019年12月以来、3年振りの来日となるジェイソン・ハーゾグと、BellatorやPFLなどのレフェリー経験があるブライアン・マイナーになることが分かっている。 「RIZIN」の名のもとに行われる今大会での対抗戦で、RIZIN側の大将を託されたのは、ホベルト・サトシ・ソウザ。かつて父が敗れたさいたまスーパーアリーナで「汚名をそそぐ」と意気込む大物・AJ・マッキーを相手に、日本の至宝は「世界を驚かせる」ことができるか。 「目指すのは5勝0敗、ウチのRIZINの選手たちが世界を驚かせるビッグチャンスだと思っています。ほんとうにBellatorのトップアスリートたちに5連勝しちゃえば、『RIZIN、すごいじゃん』と。サトシもクレベルもみんな、彼らの名前が一躍、世界中のMMA業界を駆け巡るので、僕らにとってはビッグチャンスになると思う。RIZINにとっても、ウチの選手たちにとっても。だから、スコットには申し訳ないけれど、ここは5連勝、させていただこうかと思っています」(榊原氏)  今回の全面対抗戦について、榊原CEOは「海外での評価が高いので、海外配信に加え、米国SHOWTIMEではすぐに編集して“撮って出し”で14時間ディレイで放送されます。その意味も含めての試合順。互いのチーム戦となる、新しい格闘技の楽しみ方をプレゼンできればいいなと思います」と語っている。
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