シュートボクシング
ニュース

【RISE×SB】MISAKIがまたもRISEを挑発「対抗戦はやる前からSBの圧勝かなって私は思ってます。シュートボクサーはめちゃくちゃ強いので」

2022/12/19 18:12
 2022年12月25日(日)東京・両国国技館『Cygames presents RISE WORLD SERIES / SHOOTBOXING-KINGS 2022』にて、RISE QUEENアトム級王者・宮﨑小雪(TRY HARD GYM)との“女王決戦”に臨むシュートボクシング日本女子アトム級王者MISAKI(TEAM FOREST)が公開練習を行った。  ミット打ちで左ジャブ、右ストレート、得意の左ボディを見せ、途中で投げやスタンディングフロントチョークも繰り出したMISAKI。その理由は。 私は今回ぶっ倒して『すごい選手いるんだ』って思わせてやりたい ――公開練習を見させて頂きましたけど左ジャブや右ストレートが走ってましたね。 「はい、だいぶ調子は良さそうな感じです」 ――試合まで残り2週間となりましたが、今までの試合と比べて仕上がり具合はどうですか? 「シュートボクシング(以下SB)だと1週間くらい前に相手選手が決まったり、試合あるよみたいなのでバッと上げてくことが多かったんですけど、今回はしっかり対策を練る時間も身体を仕上げる時間があって、こんなにしっかりと対策を立てたらどこまで良い動きが出来るんだろうっていうのはすごい自分の中で楽しみでもあります」 ――でしたらモチベーションの部分も契約体重の部分も全く心配ないですね。 「過去史上最強のMISAKIを見せられるんじゃないかなって思います」 ――公開練習では最後の方に、投げと極め技も披露していただきましたけれどやっぱりSBっていう部分は意識しますか? 「RISEの選手たちに大きい会場でSBっていう競技に挑んで頂けるのがシュートボクサーの私としてはめちゃくちゃ嬉しいことで。私はRISEルールなんですけれど、SBはこんなのもあるんだぜっていうのを見て欲しくてやらせていただきました」 ――今回MISAKI選手もそうですけどRISEとSBの対抗戦が多々組まれています。対抗戦についてはどのように見てますか? 「でも対抗戦自体はやる前からSBの圧勝かなって私は思ってます。シュートボクサーはめちゃくちゃ強いので、海人選手だけ今バーっと名前が上がってるんですけど、他の選手もめちゃくちゃ強いので今回見て欲しいです」 ――会見ではRISEの女子には華がないと過激な発言していましたけど、その気持ちは今も変わらないですか? 「私は軽量級女子の中で倒せる選手だと思ってるので、地味な試合をしててABEMAさんとかで放送されてるRISE女子たちに見せつけたいというか、私は今回ぶっ倒して『すごい選手いるんだ』って思わせてやりたいなと思ってます」 ――ちなみに今日もロングスパッツ姿でしたけど、やっぱりロングスパッツを履くと意識って変わるんですか? 「キックパンツも持ってはいるんですけど、試合はロングスパッツでするので、動きが似ている状態で練習をすることは多いです」 ――今回はRISEルールですけど、MISAKI選手自身キックルールでの試合は何度目になるんですか? 「J-NETWORKでJ-GIRLSのベルトを獲らせていただいた時もあるんで、なんだかんだ半分くらいは。キャリア27戦の半分くらいはキックルールでやってるんじゃないかなと思います」 ――SBで戦う時とキックルールで戦う時ってマインドの違いはあるんですか? 「あまり変わらないです(笑)。最近のSBの試合だと今回のこのRISEさんとの対抗戦にアピールするためにここ3戦くらい『投げません、絞めません』って言って試合をしてたのでそんなに変わりはなく、変わらず倒してやろうっていう気持ちで試合はしてます」 ――決戦まで2週間切りましたけど今MISAKI選手の中で対戦相手の宮﨑小雪選手はどういう存在なのでしょうか? 「今回の試合は私がもうやりたいやりたいって言って掴んだ試合なので、受けて頂いて本当に感謝っていうのもあるし、強いっていうのはもちろん変わりないんですけど。でもどんどん自分の仕上がりが上がってきてるので、『強いな、怖いな』っていう思いから『大丈夫だな、勝てるな』っていうところに今持っていけてると思うので、あと2週間もっともっと自信を持ってリングに上がりたいなと思ってます」 ――特に警戒する部分ってありますか? 「『これが当たったら死ぬかもしれない』っていう怖さはないかなって思います。試合展開が上手なのでそこを私がどう潰していけるかかなと思いますね」 [nextpage] これに勝ってやっと夢への第一歩に進めると思う ――宮﨑選手とはキャリアの差が結構あると思うんですけど、そこについてはご自身では率直にどう思ってますか? 「ベテランと言われる域に私がなってきてしまったものもあるんですけど、でも経験だけは持ちつつスタイルチェンジをしたので、私のスタートはそこからだと思ってて。そこまで格闘技っていう格闘技をできてなかったので、キャリアの差で言ったらそんなにないって言うかあんまり感じてないっていうか。下の選手だとも思ってないし」 ――途中からMISAKI選手が生まれ変わってるから、そういう意味だと同じくらいのキャリアだと捉えられると? 「下から上がって来られるなっていう風にも思ってないし、なんなら噛み付いてやろうっていうくらいの気持ちでいるのであんまりそんなに自分が上だとも思ってないです」 ――これまでもSB内でも上のチャンピオンに噛みついて他団体に出て行っていっていう経験を積んできたと思うんですけど、その経験が今回に活きそうですか? 「大きい会場で試合をしたことがあったりだとかすごい怖い外国人選手と戦ったことがあったりだとか、自分の経験はメンタル的な部分で自信には変わってるので、その経験を活かして戦えるんじゃないかなって思います」 ――ファイトスタイルが生まれ変わったことによって宮﨑選手と戦う上で技術面でも対抗できる自信はついてきましたか? 「今の私ならいけるんじゃないかなと思います」 ――宮﨑選手というと自分のスタイルとか戦い方に引き込む、もしくは相手に合わせてカウンターを出すとかが上手いと思うんですけど、そういった部分は問題なさそうですか? 「宮﨑選手の試合を見てるとテンポの速い選手と戦っても全く崩れないし、そこが強みだと思うんですけど、猪突猛進ファイトスタイルだった時から私もそうなんですが自己中ファイトっていうか。相手に合わせないファイトスタイルっていうのは私も一緒なので、スタイルチェンジをした今も一緒で相手に合わせない。もう自分だけを信じて自分だけのファイトスタイルを貫き通せるっていうのは同じなので、本当にどうなるか分からないというか、お互いの一番強い状態で惑わされずに試合できるんじゃないかなと思います」 ――客観的に見てRISEvs.SBという側面もあり団体を背負った戦いになりますが、それも含めてこの試合はお客さんから見てどんな試合になると思いますか? 「この試合は会見で伊藤代表が言ってくださってたように、アトム級の日本最強を決める戦いだと私も思っています。私はデビューからずっと『世界チャンピオンになりたい』って言っているので、これに勝ってやっと夢への第一歩に進めると思う。本当にここで日本最強、この勝者は他の女子選手がもうあいつには届かないねって言われる存在になるんじゃないかなと思います」 ――宮﨑選手は1回しか負けたことがないですし、当然倒されて負けたこともないんですけど、その相手に対して倒し切る自信って練習してて出てきましたか? 「前回の試合もKO勝ちで次の試合に挑めるって最高のコンディションなので、倒せる自信はあります」 ――自分のパンチが当たった時に宮﨑選手もびっくりすると思いますか? 「当たれば倒れると思います、どのパンチも。当てるまでに大変なプロセスがあると思うんですけど、でも確実に倒れると思います、当たれば」 ――最後にファンの皆さんへメッセージをお願いします。 「今回本当にアトム級の日本最強を決める戦いだと思っています。私の夢への第一歩、必ず勝利してリングを降りたいと思っているので、皆さんの応援が本当に力になっているので今回も熱い応援と大きな期待を必ず力に変えて勝つので、今回も応援よろしくお願いします」
全文を読む

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.331
2024年3月22日発売
UFC参戦に向け、ラスベガス合宿の朝倉海。「プロフェッショナル・ファイターの育て方」でチームを特集。『RIZIN.46』鈴木千裕×金原正徳インタビュー、復活K-1 WGP、PFL特集も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント