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【RISE】チャンヒョン・リーが8連勝3連続KO勝ちの常陸飛雄馬を挑戦者に迎えて2度目の防衛戦、強打者対決に

2022/12/16 15:12
【RISE】チャンヒョン・リーが8連勝3連続KO勝ちの常陸飛雄馬を挑戦者に迎えて2度目の防衛戦、強打者対決に

一馬との王座統一戦(初防衛戦)での大激闘もまだ記憶に新しいリーが2度目の防衛戦に臨む

 2023年1月28日(土)東京・後楽園ホール『RISE 164』の対戦カード第一弾が発表された。


 RISEスーパーフェザー級タイトルマッチ3分5R無制限延長Rで、王者チャンヒョン・リー(韓国/RAON)が同級2位・常陸飛雄馬(TARGET SHIBUYA)を挑戦者に迎えて2度目の防衛戦を行う。


“韓国の鉄拳”リーは強打を武器に数々の日本人ファイターを撃破。2017年にRISEスーパーフェザー級王座を戴冠。2018年KNOCK OUTアジアトーナメント(ヒジあり)に出場すると町田光、森井洋介をTKOで下し決勝戦へ駒を進めたもののヨードレックペットに敗れ準優勝。2019年3月より開幕した「RISE WORLD SERIES -61kgトーナメント」では1回戦で裕樹に勝利したが、準決勝で梅野源治に敗れた。2022年7月、約2年半ぶりに来日して暫定王者の一馬と王座統一戦を行い、ダウンを奪われるも逆転KOで初防衛に成功している。10月には中村寛から2度のダウンを奪ってTKO勝ち。戦績は28勝(15KO)12敗1分。


 常陸はテコンドーをバックボーンに持ち、2016・2017年全日本学生キックボクシング連盟フェザー級王者の実績を持つ。2019年7月に清水将海にKO勝ちしたのを皮切りに現在8連勝中。2022年9月にはシュートボクシングのリングに乗り込み、7連勝していた笠原友希を2RにKOした。YA-MANと同門の強打の持ち主。戦績は9勝(7KO)2敗1分。

 共に強打を武器とし、KOで連勝中と勢いに乗っている。2023年ファーストマッチにふさわしい激しいタイトルマッチとなりそうだ。


 ミドル級(-70kg)3分3R延長1Rでは、同級11位・宮城寛克(赤雲会)が元NKBウェルター級王者・蛇鬼将矢(チーム天野鰹節店)と対戦。

 宮城は琉球空手をバックボーンに持ち、沖縄TENKAICHIのウェルター級とミドル級で二階級制覇を達成。2020年7月に中村寛を判定で下し一気に名を挙げた。2022年3月には元ミドル級王者の森田崇文に判定負けを喫したものの、7月には地元・沖縄で開催された『RIZIN.36』に参戦してKNOCK OUTを主戦場として活躍中の吉野友規と対戦。1Rにダウンを奪い判定勝利を収めている。戦績は10勝(4KO)9敗2分。

 対する蛇鬼は地下格闘技出身で、2020年10月にNKBウェルター級王座を戴冠。2021年11月にRISE初参戦を果たし、現RISEウェルター級王者の中野椋太に2R KO負けを喫したが、2022年3月に行われた『RIZIN.34』ではこうたとダウン応酬の末にKO勝利を挙げた。8月の大阪大会ではオープンフィンガーグローブマッチで萩本将次と三者三様のドローという結果に終わっている。戦績は11勝(5KO)8敗2分。


 そしてスーパーフェザー級(-60kg)3分3R延長1Rでは、同級6位のSEIDO(LARA TOKYO)と同級9位・藤井重綺(Team +1)が対戦。

 SEIDOは15勝(4KO)23敗2分と40戦のキャリアを持つベテラン選手。2021年5月に森下祐樹に判定勝利を収めるも、10月に常陸飛雄馬に判定負け。2022年4月には小野幹晃にも判定負けを喫しており現在連敗中。

 対する藤井はボクシングインターハイ出場経験を持つ27歳で、2021年は得意のパンチを武器にKing of Rookie 2021 -60kg級トーナメントを優勝。3連勝と波に乗っていたが2022年7月に奥平将太とのイケメン対決で延長ラウンドに及ぶ激闘の末に判定負けを喫し連勝がストップした。SEIDOと同じく今回が再起戦となる。戦績は5勝(1KO)2敗。

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