2022年12月11日(日)東京・後楽園ホールで開催された『MAROOMS presents KNOCK OUT 2022 vol.8』の一夜明け会見が、12日(月)都内にて行われた。
メインイベント(第9試合)スーパーファイトのKNOCK OUT-REDフェザー級3分5R延長1Rで、小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺)に2度のダウンを奪われながらも3R1分22秒、ヒジ打ちによるカットで大逆転TKO勝ちを収めたラジャダムナンスタジアム認定フェザー級9位チャーパヤック・サクサトゥーン(タイ)は、フライトスケジュールの都合で会見は欠席。
(写真)2度目のダウンはもう立てないだろうと思わせるほどの倒れ方だった 宮田充KNOCK OUTプロデューサーより、以下のコメントが読み上げられた。
(写真)左ヒジ打ちで小笠原の右まぶたをカットした「エイサクはパンチとローキックが強かった。2回めにダウンしたあと、もうヒジしかないと決めて打っていった。最後に逆転して勝てたことがとても嬉しい。日本の試合スタイルは理解したから、もし次に日本で試合する機会があるなら、今度は1Rから攻めていく。今回、サポートしてくれたウィラサクレック会長と関係者の皆さん、ありがとうございました」
ローキックを効かされ、2度のダウンを奪われても勝負を投げずに捨て身で打ち合いに行き、大逆転勝利を飾ったチャーパヤックの再登場はKNOCK OUTのファンも望むところだろう。誰がチャーパヤックを倒すのか、それとも日本のスタイルを理解したチャーパヤックが新たな日本人キラーとなっていくのか。