対抗戦第1試合から注目のムゲンドー所属ガロア・ボファンド(右)が登場する(C)INOKI BOM-BA-YE×巌流島
2022年12月28日(水)東京・両国国技館『INOKI BOM-BA-YE×巌流島 in 両国』で行われる、「令和猪木軍vs.世界格闘技軍 9対9マッチ」の全対戦カード&試合順が発表された。
小川直也総監督が率いる令和猪木軍が、世界の様々な格闘技をバックボーンに持つ選手たちを迎え撃つ。その大将戦にはイゴール・タナベ(柔術/ブラジル)が抜擢され、この1試合のため復帰するメルヴィン・マヌーフ(キックボクシング/オランダ)と92kg契約の「MMAルール」5分3Rで対戦する。
副将戦(セミファイナル)には、電撃参戦を果たした木村"フィリップ"ミノル(キックボクシング/ブラジル)がRIZINからの刺客・矢地祐介(MMA/日本)と71kg契約で対戦。ルールは現在調整中だ。
七鋒戦は88.5kg契約の「MMAルール」5分3Rでラファエル・ロバト・ジュニア(柔術/アメリカ)vs.岩﨑大河(空道 /日本)、六鋒戦は72.5kg契約の「キックボクシングルール」3分3Rで宇佐美秀メイソン(空手/日本)vs.アルバート・クラウス(キックボクシング/オランダ)、中堅戦は無差別級の「巌流島ルール」3分3Rでジョシュ・バーネット(キャッチレスリング/アメリカ)vs.シビサイ頌真(武術/日本)、四鋒戦も無差別級の「巌流島特別ルール」3分3Rで関根“シュレック”秀樹(柔術/日本)vs.ヤン・ソウクップ(空手/チェコ)。
そして、先日の会見で安田忠夫が連れてきた貴賢神(大相撲/日本)は、三鋒戦で無差別級の「巌流島ルール」3分3RでミスターX(不明)との対戦が決定。ミスターXはアントニオ猪木の異種格闘技戦史上、最悪の凡戦と言われたミスターXをモチーフとしているが、「猪木さんの異種格闘技戦史の汚名をそそぐべく、今回は強いミスターXを実行委員会で用意」するのだという。
次鋒戦はKNOCK OUT-BLACKフェザー級王者・龍聖(キックボクシング/日本)が3分3Rの58kg契約で「巌流島ルール」に初挑戦、ダウサコン・BANG BANG GYM(ムエタイ/タイ)と対戦する。
そして先鋒戦は77kg契約の「巌流島特別ルール」5分3R、マーカス・レロ・アウレリオ(カポエイラ/ブラジル)vs.ガロア・ボファンド(ムゲンドーマーシャルアーツ/イギリス)で戦いの幕が開く。
「巌流島ルール」に関してだが、今大会ではオリジナルの巌流島のルールをそのまま採用するのではなく、試合毎にその選手が戦いやすい、または個性が活きるようなルールを各試合毎に設定するとのこと。木村vs.矢地のルールも含めて、各試合のルールは後日発表となる。