キックボクシング
ニュース

【KNOCK OUT】久井大夢が挑発「しょうもない試合をするヤツが王者になるのはよくない」対する新田宗一朗「サクッと斬って勝つ」、津崎善郎vs.クンタップはカオマンガイvs.トムヤムクン

2022/12/10 16:12
 2022年12月11日(日) 東京・後楽園ホール『MAROOMS presents KNOCK OUT 2022 vol.8』の前日計量&記者会見が、10日(土)都内にて正午より行われた。  第6試合の初代KNOCK OUT-REDスーパーフェザー級王座決定戦3分5R延長1Rで対戦する、新田宗一朗(クロスポイント吉祥寺)と久井大夢(TEAM TAIMU)は共に59.9kgで計量をパス。  わずか3戦目でタイトルマッチという大抜擢を受けた久井は「しょうもない試合をするヤツが王者になるのはよくない。俺がなった方がおもろいので俺が絶対王者になります」と豪語。新田は「明日は自分が勝つので、勝ち方が見られるのでそこだけ意識してやっていきます」とこちらも勝利に自信を見せる。  タイトルマッチへ向けてどんな練習をしてきたかを聞かれると、久井は「毎回やることは変わらない。ヒジありルールは初めてなのでヒジの練習をしました」、新田は「今までよりも練習量を増やしたくらいですね」とそれぞれ答える。 「パッとせえへんと言うか。倒しているのも見たことないし、試合が面白くない」と新田をバッサリと切る久井。そう言われたことについてどう思うかと意見を求められた新田は「パッとしないのは合ってるので何とも言えない」と受け入れて周囲を笑わせるが、「相手も強いヤツとやってない。弱いヤツとやって調子に乗っているだけなので。明日は自分が倒してやります」と返答した。  4階級で行われるタイトルマッチ。その中で自分の試合は何が違うか。久井は「自分が明日は圧倒的に勝つので圧倒的に勝つところを見て欲しいですね」と言えば、新田も「タイトルマッチは5Rあるので、長いとお客さんも飽きるのでサクッと斬って勝ちます」と、両者とも圧勝宣言。  最後に久井は「明日、ベルトを獲るのは当たり前で僕が格闘技の中心になります」とし、新田は「今年最後のKNOCK OUTなので自分がしっかり締めていきます」と語った。  また、両者の勝負メシは「何も決めてないです」という久井に対し、新田は「いつもうなぎを食べるんですが、さっき小笠原瑛作さんからもらった雑炊がばりくそ美味かった。それだけで元気が出ました」と笑った。  第5試合の第2代KNOCK OUT-REDスーパーウェルター級王座決定戦3分5R延長1Rで対戦する、津崎善郎(LAILAPS東京北星ジム)は69.9kg、クンタップ・チャロンチャイ(タイ/BTC GYM)はリミットちょうどの70.0kgで計量をパス。  クンタップは「明日は自分が王者になる。いい試合をするので皆さんよろしくお願いします」、津崎は「試合が決まってからやるべきことやってきた。全身全霊でカッコいいベルトを獲りに行きます」と、それぞれ必勝を誓う。  今回のタイトルマッチへ向けて、クンタップは「津崎選手は強いけれど自分も練習してきました。頑張ってベルトを獲れるようにします」、津崎は「石毛会長に仮想クンタップ選手になってもらってスパーをやって来たし、自分でも映像を見ながら練習してきました」と、それぞれ練習を積んできたという。  津崎の師匠・石毛慎也会長は以前クンタップと戦った経験があり、そのことについてクンタップは「ドローだったけれど自分が勝っていたと思う。明日は判定じゃなくてKOします」と、ドローだった決着は愛弟子をKOしてつけたいとする。  4階級で行われるタイトルマッチ。その中で自分の試合は何が違うかと問われると、津崎は「スーパーウェルター級は大きい。迫力とかが全然違う。それと私が3回目のタイトルマッチで過去2回は獲れなくて、今回懸ける気持ちは強い。そこが他のタイトルマッチと違うと思います」とアツい気持ちを放す。クンタップは「一番いい試合になるように頑張ります」とだけ答えた。  また、クンタップの勝負メシは「さっきおにぎりを食べましたが、この後はトムヤムクンとガパオライス」とタイ人らしい答え。夜には「スタミナをつけるために」焼肉も食べるという。津崎は「まずうどんを食べて、夜はカオマンガイを食べます」とこちらもタイ料理で対抗するとした。
全文を読む

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.335
2024年11月22日発売
年末年始の主役たちを特集。UFC世界王座に挑む朝倉海、パントージャ独占インタビュー、大晦日・鈴木千裕vs.クレベル、井上直樹、久保優太。武尊、KANA。「武の世界」でプロハースカ、石井慧も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント