2022年12月4日(日)都内某所にて開催された『BreakingDown6.5』の大会終了後、プロデューサーの朝倉未来(トライフォース赤坂)とYUGOエグゼクティブプロデューサー/CEOが囲み取材を受けた。
大会の冒頭でKO決着を期待していた朝倉だが、全7試合中KO決着は1試合のみ。そのことについて「めちゃめちゃ短い時間でバンバン倒れすぎてもそれはそれでまた面白くないので。もうちょっとバランスいい感じで倒す人も出てきてってなると面白いと思いますけれど。グローブ自体が安全性を考慮しているので倒しづらいかなと思うんですよ。そこはしょうがないかなと。アマチュアなので」と、安全面を考慮しているぶん仕方がないとする。
ただ「今後プロの試合に関してはRIZINとかで使用しているグローブでいいのかなと思っているし、僕も出るのだったら薄い方がいいので。あと、プロ戦は1分×3Rでもいいのかなと思っています」と、プロ選手の試合は通常のオープンフィンガーグローブ着用のラウンド制にしてもいいのではとした。
現行のルールは1分でドローの場合、30秒の延長戦を勝敗がつくまで繰り返すルールとなっているが、「30秒が短すぎて再延長になりやすい。なのでドローだったらまた1分でいいのかなと思っちゃいましたね」と延長戦も1分にするかもしれないという。
このルールについてYUGOエグゼクティブプロデューサー/CEOは「いま専用ルールを考案中なので、それは7までに間に合わせたいなと思います。元々、これは喧嘩って1分だよねって提案から始まったものなので。今はキックボクシングルールかMMAルールに分類されているんですね。(そうではなく)この1分に適したルールをスパーリングしながらいろいろ考えているので、7までには間に合わせたい。詳細はお待ちください」と、次回大会からはBreakingDownオリジナルの新ルールを採用する予定と明かした。
また、朝倉はBreakingDownについて「団体としてはずっと右肩上がり。.5を含めて年8回くらい定期的にやっていきたい。前回の対抗戦が凄く面白かったから、今後も海外とか日本の中でとかレジェンド枠とか対抗戦をやりたいと思いますね」と対抗戦をメイン企画にしていきたいとし、秋山成勲からも要望があった日韓戦については「2月の大会の後に3カ月周期でやっているので、次は5月として3月くらいにオーディションをやるとなるとそこが日韓戦になるかもしれないです」と5月大会になるかもしれないと語った。