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【INOKI BOM-BA-YE×巌流島】電撃参戦の木村“フィリップ”ミノル、望む萩原京平戦は「実現へ向けて動きます」「ルールはMIXルールがいいんじゃないか」(谷川P)

2022/11/26 15:11
【INOKI BOM-BA-YE×巌流島】電撃参戦の木村“フィリップ”ミノル、望む萩原京平戦は「実現へ向けて動きます」「ルールはMIXルールがいいんじゃないか」(谷川P)

闘魂タオルをまとい、令和猪木軍入りを果たした木村“フィリップ”ミノル

 2022年12月28日(水)東京・両国国技館『INOKI BOM-BA-YE×巌流島 in 両国』の対戦カード第一弾発表記者会見が、11月25日(金)都内にて行われた。

 この会見において、出場決定選手として第3代K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王者の木村“フィリップ”ミノル(ブラジル)の電撃参戦が発表された。


 21日(月)にK-1との契約が満了したことを自身のSNSにて報告していた木村は「自分は月曜日にK-1との契約が円満に終了し、フリーとなりました。この場をお借りしてK-1の皆さんには感謝を伝えたいと思います。ありがとうございました。僕自身、1年間試合をしなかったこともあり、すぐにでも試合をしたいとの想いから今回谷川さんにご連絡させていただきました。そして僕はブラジル人なので猪木さんはヒーローのような存在ですし、追悼の大会に出られるのは僕にとって凄く意味のあることだと思っています。最近はボクシングのトレーニングに専念していたんですが、ルールは何でもいいと思っていますし、パンチにはより一層自信がついているのでこの大会では自分の実力を存分に発揮できると思うので凄く楽しみにしています」と参戦の挨拶。

 2021年12月のK-1での最後の試合前にボクシングに転向することを表明していたが「格闘技界でやり残したことが僕はたくさんあると思っていますし、まだまだ自分の強さを証明しきれていない部分もあると思うので、出場を決意しました。ボクシングについてはまた追々発表したいと思います。ルールは何でもいいと思っています。総合でも準備して戦いたいと思っていますし、そこはお任せします」と、格闘技界でやり残したことがあるという。


「ファンが望むような対戦カードだったり、自分の強さを格闘技界でしらしめていきたいと思っているので、そういう期間にしたいと思っています」と、一定期間は格闘家としての自分の強さを証明する期間にしたいとした。


 そして「僕も猪木さんの名前を世に広めたのは異種格闘技戦だと思っているので、僕は異種格闘技戦がやりたいと思っています。出来ればRIZINの選手と戦いたいです」とし、具体的に戦いたい相手がいるのかとの質問を受けると「いま一番やりたいのは萩原京平選手ですね。僕はルールは任せるだけなので決まったことをやるだけですね」と、萩原京平を指名した。


 会見終了後、改めて谷川貞治プロデューサーに木村の参戦経緯を聞くと「K-1との契約が満了になったので出たいとの連絡をもらって。本当に契約が残っていないか確認して今回の発表になりました。今週いきなりだったのでまだ対戦相手は何も決めてないです。これからですね」と、谷川Pにとってもサプライズな出来事だったとのこと。


 萩原戦実現の可能性については「榊原(榊原信行RIZIN CEO)さんに頼みます。実現へ向けて動きます。バラさんは協力してくれると思うのですが本人の問題じゃないかな。噂に聞くと。大晦日に入ってないもんね。試合モードじゃない可能性があるなって感じですね。いいカードだよね、出来たら。それは榊原さんにもお願いしたい」と、実現へ向けてRIZINとの交渉へ動くとした。

 木村の試合はキックボクシングルール以外でやらせたいか、との質問には「相手によりますが、MMAの選手だったとしてもMIXルールがいいんじゃないですかね。キックルールと交互にやるような。ボクシングしかやってない人が総合は無理だと思いますよ。今のレベルでは。そんな甘いものじゃないと思うので。キックのルールがあり、MMAのルールがあるという交互のルールでやっていかないと。でも、それくらいの肚があるので楽しみですよね」と、MMAファイターが相手になった場合でもMMAルールとキックボクシングルールを交互に行うMIXルールがいいのではと提案していた。

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