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【DEEP JEWELS】米国ラスベガス修行から帰国第1戦の東よう子と本野美樹「練習だけに集中し、MMAと向き合ってきた」=11月23日(水・祝)竹芝

2022/11/23 10:11
【DEEP JEWELS】米国ラスベガス修行から帰国第1戦の東よう子と本野美樹「練習だけに集中し、MMAと向き合ってきた」=11月23日(水・祝)竹芝

(C)ゴング格闘技

 2022年11月23日(水・祝)、東京竹芝のニューピアホールで開催される『skyticket Presents DEEP JEWELS 39』(12時開始・速報)に向け、計量をパスしたメインの東よう子(リバーサルジム新宿 Me,We)と、セミの本野美樹(AACC)が、ともに必勝を誓った。

 ともに柔道出身。今回の試合に向け、米国ラスベガスのシンジケートMMAで約1カ月間の出稽古を行ってきた。

 東は、2022年5月のKINGレイナとの再戦で連勝、DEEP JEWELS初代フェザー級王者となっている。前戦を「練習通りに出来た。ただ一本を取って勝ちたかった」といい、9月から米国入りした。

「最初は子供を連れて1人で行くつもりだったので、不安しかなかったところに本野さんが来てくれて、同じシェアハウスで生活して、心強かったし、米国での経験は自分自身、練習だけに集中することですごく成長できた部分がたくさんありました。コーチから習ったことを本野さんと2人で打ち込みで復習したりすることもできてよかったです」とその成果を語る。

 本野も「練習だけできる環境だったので、MMAに向き合える時間だったし、海外のプロ選手と練習できて、自分の苦手なところ、劣っている部分や、逆にこれは勝負できる、成長したなというところもしっかり見えたので、日本に帰ってからも練習で詰めてきました。試合が楽しみです」と口を揃える。

 本野は、2021年12月大会でHIMEに判定勝ちすると、2022年3月大会でにっせーに1R 腕十字で一本勝ち。ここ2試合に続き今回も49kgで戦う。

「減量をとても丁寧に出来て、コンディションも落ちずに最後までやり切れたので、調子がいいので、あとはそれを試合で出すだけです」と、好調な様子。

 一方、2020年12月のPANCRASEでの直DATE戦の判定勝ち以来、約2年ぶりにバンタム級にカムバックする東も、「久しぶりだったので、ちょっと体重が落ちるか不安だったのですが、以前バンタムだったときより、すごく体重が落ちるのがよくて、ほぼ水抜きすることなく落ちて絶好調です」と、本野同様に笑顔を見せた。

 東と対戦するするダイヤモンドローズことティタパ・ジュンソークプランは、ムエタイで17勝8敗。柔道で2015年の東南アジア競技大会で5位、アジア選手権にも出場し、サンボでも2016年の清州世界マーシャルアーツマスターシップで2位になるなど、組み技の経験も豊富。2019年10月のDEEP JEWELSでは、体重超過したKINGレイナの代役として出場した中井りんと対戦し、1R腕十字で一本負けしているが、実力を出し切ってはいない。

 東は、「打撃も組みも全部できる選手という印象です。タイからの選手ということでムエタイの練習も友人につきあってやってもらったり、でもバックボーンが柔道・サンボということで、ちょっと何をしてくるか分からないところもありますが、不安な部分もありますが、フェザー級王者としても、バンタムで堂々とした試合ができればと思っています」と意気込む。

 本野の相手・須田萌里は柔術ベースのグラップラー。2022年3月に青野ひかるから腕十字で一本勝ちで5連勝をマークするも、5月にDEEP JEWELSアトム級王者・大島沙緒里にキムラロックで敗れている。しかs、7月のRIZIN沖縄大会でにっせーに腕十字で一本勝ちで再起を果たすと、9月のDEEP JEWELSでは村上彩に判定勝ちでリベンジを遂げている。

 本野はその須田について、「しっかり極めのある強い選手なので、そこは注意していますけど、自分自身も前回よりレベルアップしていますし、米国から帰ってきて、少しファイトスタイルが変わった部分もあります。いい形でこれまでの動きと繋がっているので、そこをしっかりやりたいと思います。形にもっていけた方が次の試合は勝てる。自信を持って、自分のやりたいように試合を組み立ててしっかり仕留めきりたいと思います」と、自分の形で決着したい、と語った。

 シンジケートMMAでは、UFCのメラブ・ドヴァリシビリからレスリングの手ほどきも受け、UFCストロー級12位のアンジェラ・ヒルともスパーリングをこなした。

「手が届かないほどの実力差があるというわけでもないと感じました」という本野は、「いま、(国内の)ベルトにこだわる気持ちよりも、もっともっとただ強くなりたい。海外でベルトを獲る気持ちくらいでやっていきたい。自分が納得するまで格闘技をやり切って、強くなって、UFCに出たいという気持ちがすごく大きくなったので、そこを目指してまた1個ずつ目標を広げていけたらと思います」と、未来図を語った。

 米国修行から帰国した、東よう子と本野美樹はどんな試合を見せるか。

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