KNOCK OUTの2022年を締めくくる龍聖(左)は「非常に華やかな試合をする」というテウォンを迎え撃つ
2022年11月19日(土)東京・後楽園ホール『MAROOMS presents KNOCK OUT 2022 vol.7』の前日計量&記者会見が、18日(金)都内にて正午より行われた。
ダブルメインイベント第2試合(第8試合)のスーパーファイトKNOCK OUT-BLACKフェザー級3分3R延長1Rで対戦する、KNOCK OUT-BLACKフェザー級王者・龍聖(NOPPADET GYM)は57.5kg、グ・テウォン(韓国/YAK GYM)は57.3kgで計量をパス。
続いての会見で龍聖は「明日も必ず勝ちます」と力強く宣言。初めて対戦相手を見た印象を「特にないですが、腹とか効きそうだなと思いましたね」とボディが弱そうだと話した。
一方、テウォンは「非常に強い運気を感じたし、個性的な印象です」と龍聖を評したが「しかし私が潰してあげます」とニヤリ。「準備はいつも通りやってきました。ただし、一発で倒せる武器をいくつか用意してきました。それは練習してきて自信をもって出せる技です。あえて言うとヒザとパンチの攻撃を考えています」と、ヒザ蹴りとパンチで倒せる技があると予告。
これを聞いた龍聖は「無理だと思います。無理ですね、そう言って倒せた人はいないので」と余裕の笑み。自身については「いつも通りで変わらないです」と普段通りだと答えた。
今大会ではダブルメインイベントでKNOCK OUT-BLACKライト級王者バズーカ巧樹と共にメインを務めるが、「僕には僕の良さ、バズーカ選手にはバズーカ選手の良さがある。同じKNOCK OUTの王者で仲間だと思っているので、王者として2人で大会を爆発させられたら」と言い、「僕がKNOCK OUTの看板だと思っているので、いろいろな選手がいますが、ひとつ違うところを明日見せます」とその中でも抜きでたものを見せると語った。
龍聖は新たに誕生したNOPPADET GYM所属としての第一戦。気持ちの部分で変わったところはと聞かれると「ないです。そういうジムを背負う、みんなを背負うというのは昔から思っているので変わらないです。しっかりやってきたのでいい試合が明日できると思います」と、常に変わらない気持ちで試合に臨んでいるという。
最後にテウォンは「これからも注目して欲しい」とこの試合だけでなく自分に注目して欲しいとし、龍聖は「2022年のKNOCK OUT最終戦で、火薬の準備は満タンなので爆発させて明日は龍聖を魅せます」と、バズーカの決めセリフを借用しつつ自分の魅力を見せつける試合にすると宣言した。
なお、この試合の勝者には漫画家・森恒二氏より「創世のタイガ賞」としてWINボーナスが贈られる。また、大会に出場する全選手を対象とした「MAROOMS BEST FIGHTER賞」「MAROOMS BEST KO賞」「MAROOMS BEST BOUT賞」が贈られることも決まっており、龍聖がいくつ獲得できるかも注目だ。