▼セミファイナル(第7試合) 女子ミニフライ級(49kg) 3分3R延長1R
×宮﨑若菜(TRY HARD GYM/RISE QUEENミニフライ級2位)
判定0-3 ※28-29×3
〇小林愛理奈(FASCINATE FIGHT TEAM/RISE QUEENアトム級1位)
宮﨑は空手をバックボーンに持ち、アマチュアキックでは2019年KAMINARIMON全日本女子トーナメント-52kg級優勝。RISE QUEENアトム級王者・宮崎小雪の姉。2019年10月にRISEでプロデビューし、武内紗耶香、大塚愛莉、坂本優、大倉萌に勝利。今年2月には現RISE QUEENミニフライ級王者erika(名前の後ろにハートマーク)を判定に降したが、前戦は過去2敗しているAKARIとの3度目の対決に臨んだが判定で敗れている。戦績は6勝(1KO)3敗。
小林はフルコンタクト空手出身で強烈なパンチを武器に持つ。正道会館第38回全日本空手道選手権大会2019軽量級優勝など主に関西圏の大会で多くのタイトルを獲得してきた。2021年1月の『アトム級NEXT QUEENトーナメント』1回戦で奥脇奈々を得意のパンチでKO。決勝戦では2020年10月にプロ初黒星を付けられた宮﨑小雪へのリベンジを狙うも判定負け。4月には平岡琴と観客が拍手喝采の激闘を演じ、判定2-0で勝利した。7月には百花にもダウンを奪って判定勝ちし、2022年1月には祥子JSKにKO勝ち。しかし、5月に3度目の対決となった王者・宮﨑小雪とのタイトルマッチで敗れ戦績を5勝(2KO)3敗1分とした。
1R、ロングの右ジャブ、ボディブローをヒットさせる小林に対し、宮﨑は右ローからパンチ連打を返し削り合う展開に。
2R、小林は胴回し回転蹴り、宮﨑も飛びヒザと大技を見せる。接近戦ではお互いに手数を出し合って一歩も引かない打ち合いに。
3Rも手数の止まらない攻防の中、小林のパンチで宮﨑は鼻血を出す。接近戦で小林は右ストレートをヒットさせ遂にダウンを奪う。宮﨑は立ち上がるも挽回するまでに至らず、小林が判定勝ち。
マイクを握った小林は「今回、初めて49kgに挑戦したんですけど、パワーは全階級で一番あると思います。49kgでももちろんベルトを狙います。別に何kgでも合わせて試合はできるので試合をどんどん組んでください。それとオープンフィンガーやりたいです。一発目は自分でお願いします! あと、同じジムの坂田(実優)は今日負けちゃったのですが、いつも一緒に練習してるのでめちゃ悔しいです。でも毎試合成長していて、44kgでも倒せるパンチを持っていて、RISEではあの階級で一番面白い試合をすると思います。坂田にもOFGで試合やらせてください」とアピールした。
▼第6試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R延長1R
〇白石 舜(TEAM TEPPEN/RISEフェザー級14位)
不戦勝 ※愛翔が体調不良で公式計量を行えず失格
×愛翔(Kickboxing Academy Sapporo)