2022年11月3日(木・祝)都内某所にて開催される『BreakingDown6』の前日記者会見が、2日(水)都内にて行われた。
DEEPで活躍するプロファイターで朝倉未来門下の西谷大成は第24試合で池水達也と、ヒロヤは第17試合で冨澤大智と対戦。ヒロヤの試合はMMAルールで行われる。
池水は「ひな壇に座っていた中では、僕の階級では西谷君がダントツで一番強いかなって思うので、今回ちょっと寝技の方はなくなって(笑)。キックになったんですけれど、その時点で自分が勝ったかなって正直思っているので。明日はバチバチやり合いましょう。いま言っても何にもならないので。明日やったら分かるので」と自信を見せる。池水は元プロボクサーで2013年度全日本バンタム級新人王を獲得している。プロボクシング戦績は19勝3敗。
これに西谷は「対戦相手の印象は、本当にキックになってよかったねって印象です。寝技あったら話にならないと思うので。まずキックだとしてもボクサーじゃないですか。普通にMMAの選手ってパンチも出来ればキックも出来て、寝技も出来る。何でもありの土俵なんですよね。キックになっても僕の有利って変わらないと思うので、徹底的に叩きのめしてやります」と、キックボクシングルールでも自分の方が有利だとした。
冨澤は2019年にABEMAで放映された『格闘技代理戦争 4th Season』にTEAM武尊のメンバーとして出演。番組終了後はK-1ジム総本部チームペガサスに入門し、2021年10月に『Krush-EX』でプロデビュー。渚に判定勝ちし、2022年1月の『Krush.133』でも内田竜斗に判定勝ち。プロ戦績はこの2戦のみ。
「まずはこういったたくさんの人が見てくれている舞台で試合が出来る事が凄く嬉しいです。ピーチクパーチクうるせえ奴らがいっぱいいるんですけれど、俺がやることは試合で彼をぶっ飛ばすだけなので、しっかり試合を見ててくれたら嬉しいです」と、無駄な煽りはせず静かにコメント。
対するヒロヤは「自分は3日前にDEEP沖縄大会で試合をしてきて(1R1分27秒、ギロチンチョークで一本勝ち)。そこでファンの方たちに怪我ないのかとか心配のメッセージをもらっているんですけれど、僕は全然元気なので、明日は120%の自分の実力が出せる状態なのでそこに関しては全然心配はいらない。自分がDEEPの試合が決まる前からオーディションで彼との試合が決まって、自分はこのBreakingDownに出させてもらうことにワクワクしているというか。このBreakingDownは格闘技ではないと僕は思っているので。自分が格闘技を始める前に、荒れ狂っていた頃というか、周りを傷つけたり迷惑をかけたり、そういう誰も手がつけられない状態だったあの頃の自分に1分間は戻ってもいいのかなって。そういう狂気的な試合をするので楽しみにしていてください」と、格闘家になる前の自分に戻って戦うと宣言した。