2022年11月3日(木・祝)都内某所にて開催される『BreakingDown6』の前日記者会見が、2日(水)都内にて行われた。
第27試合から第32試合で行われる「THE OUTSIDER vs.BreakingDown 6vs.6対抗戦」が、記者会見の最後に行われた。
最終試合の第32試合は、大将戦となる啓之輔(THE OUTSIDER)vs.飯田将成(BreakingDown)。
飯田は「明日は自分がKOで勝ちます」、啓之輔は「前回に続き一番最後の試合メインイベントで試合することになりました。飯田選手とは面白い試合になると思います。明日はどっちが強いか決着つけましょう。以上です」と、他の出場者たちとは違い短いコメント。啓之輔は記者からの質問で「KOを狙うのか」と聞かれると「KO狙い? 勝ちに行きます」と、とにかく勝つと答えた。
第29試合は萩原裕介(THE OUTSIDER)vs.ジョリー(BreakingDown)。
オーディションで萩原を「知らない人」と挑発したジョリーはこの日も「俺さ、萩原さんのこと全然知らんからさ、いろいろ調べさせてもらったんやけれど、数10億とか稼いでいる大社長って聞いて。それ聞いた瞬間に、俺は小さい頃からずっと貧乏で育ってきて、上から目線で大して強くもないのに上から目線で言ってくる社長たちに凄く腹が立っていて。萩原選手も試合動画が特にないし、大して強くもないのに失礼だなって。お前、誰やねんと。今でもその気持ちは強く持っています。だからBreakingDownのこのステージに来たからにはどういう風にやってくれるか楽しみですね。どう盛り上げてくれるんですか、萩原さん」と問いかける。
萩原はその問いには答えず「明日は自分にとってかなり久しぶりの試合になるんですけれど、勝つための準備はしっかりしてきました。僕は1カ月半くらい最高のトレーナーと最高の環境で練習してきました。10年間眠っていた割には身体も思ったより動くので、明日はいい試合を見せられると思います。とにかくアウトサイダーの強さと喧嘩ファイトをお見せしたいと思います」とコメント。
ジョリーは「大社長になったら俺みたいな小物は無視ですか。そういう態度が気にくわないんですよね」とさらに煽るが、萩原は「煽りはいいので明日試合しましょう」と返答。ジョリーは「骨折らないように気を付けてください」と忠告した。
第28試合は秀虎(THE OUTSIDER)vs.川島悠汰(BreakingDown)。
川島は「俺がMr.BreakingDown川島です。アウトサイダーとの対抗戦ということで、本当に当時自分の格闘技の入りがアウトサイダーと言っても過言ではないくらい大好きで観ていたので、そして対戦相手の秀虎選手もよく知っていて。感慨深い気持ちと10年前の自分に言ってやりたいワクワクする気持ちで今日まで過ごしてきました。秀虎選手はプロキャリアもあって打撃の強い選手で、ずっと願っていた相手が来たなって感じです。明日はどっちが勝つにしてもKO決着で白黒つけましょう。BreakingDown全勝でよろしくお願いします」と全勝宣言。
秀虎は「明日は川島さんが言ったように獲るか獲られるかしかないので、獲られるつもりで覚悟してきてください」と静かに返答した。
第27試合は高垣勇二(THE OUTSIDER)vs.山川そうき(BreakingDown)。
山川は「戦法を務めさせていただきます。BeeBetで僕のオッズが1.9ですかね。今日50~100万入れて明日倍にしようかなと思っています」と、自分に懸けて儲けたいとし、高垣は「とりあえず眼中ないって言ったのはごめんね。明日は俺もすげぇ楽しみで。この前は真面目に来られたから俺も真面目にしたけど、とりあえず結果、明日やってみてその後は相談」と明日が楽しみだとする。
続いて山川は「あの会見の時はアウトサイダーの方々、みんなオーラあってカッコいいなってリスペクトの気持ちだったんですけれど、でもなんかTwitter見てると時代に乗れないおじさんの感じが。めちゃめちゃヒールで来たかと思えばそういう気持ちじゃないんだよって言って、どっちにも振り切れない。プロフェッショナルさに欠けるかなと思っています。カッコいいかなと思っていたけれどその分失望しているので。カッコいい幻想のまま潰れてもらおうかなと思います」と、THE OUTSIDERはもう過去のものだと言い放った。