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【修斗】新ストロー級王者・新井丈がフライ級で大竹陽と3年ぶり再戦、内藤頌貴vs.高岡宏気、ロンドン五輪柔道女子日本代表の緒方亜香里が上田真央と対戦=11月27日(日)後楽園

2022/10/31 20:10
 2022年11月27日(日)東京・後楽園ホールで開催される「プロフェッショナル修斗公式戦 PROFESSIONAL SHOOTO 2022 Vol.7」の追加4カードが発表された。  注目はなんと言っても9月の後楽園ホール大会で“脅威のV字回復”を果たし、世界タイトルを奪取したばかりの新井丈(世界ストロー級王者/キングダム立川コロッセオ)の参戦だ。 ▼フライ級 5分3R新井 丈(世界ストロー級王者/キングダムエルガイツ・和術慧舟會HEARTS)大竹 陽(HAGANE GYM)  9連敗という類のない不名誉なレコードを打ち立てるも破竹の7連勝でストロー級世界王座を戴冠。しかも4連続KO勝利と拳一つで全てをひっくり返し、文句のつけようがない覚醒ぶりでストロー級の頂点に立った。  そんな新井が次に見せたアクションは階級をアップしての戦線布告。フライ級1位の関口祐冬(修斗ジム東京)をSNS上で挑発したが、すぐさま反応したのが“ミスター第2試合”と言われている大竹陽(HAGANE GYM)だ。大会に勢いをつける火付け役としてここ2戦はKO&一本勝利で連勝中と波に乗っている。  大竹は、新井戦の黒星後、高岡宏気とドロー、青井心ニを1R KOに下すも、関口祐冬、内田タケル、山内渉には敗北。しかし、2022年5月に須藤晃大を2R KOに下すと、7月には佐々木駿友を1R リアネイキドチョークで極めて2連勝で復活を遂げた。  両者は2019年に一度対戦しているが、その時は新井がKO勝利を収めており、奇しくも新井の連勝ロードが始まったのがこの大竹戦からだった。その後、新井は牧ヶ谷篤、津村有哉、飯野タテオ、木内 “SKINNY ZONBIE”崇雅、黒澤亮平、そして猿丸ジュンジを下し、ベルトを巻いている。  追う立場から追われる立場となった新井がネクストステージへのターニングポイントとするには打ってつけの対戦相手と言えるだろう。逆に失う物がない大竹にとっては話題の世界王者との対戦にリベンジまで出来るとあってはこんなにオイシイ相手はいない。1発で展開が変わる格闘技の醍醐味と恐さを知る世界王者・新井。そこに牙を向く大竹。3年ぶりにケージで再会を果たす両者の試合に注目だ。 ▼フライ級 5分3R内藤頌貴(パラエストラ松戸)高岡宏気(FORCE GYM)  2021年10月の『RIZIN LANDMARK Vol.1』で、欠場した伊藤空也の代わりに階級上のバンタム級で渡部修斗と急遽対戦した内藤頌貴(パラエストラ松戸)。体格差によるダースチョークに敗れると、7月の山内渉戦で判定負けと、ここ2戦で連敗を喫している。再起戦の相手は、四国・香川を中心に開催されているプロ修斗「FORCE」の看板選手、高岡宏気(FORCE GYM)となった。  高岡は、2022年7月大会で齋藤奨司に判定負けも、9月の四国大会でメインを務め、約4年ぶりに復帰したニシダ☆ショー(総合格闘技道場BURST)との熱戦を判定3-0で制し、“聖地”後楽園ホールへの切符を手入れた。  四国・香川から這い上がり、格上のランカー内藤に挑む高岡のハングリー魂が勝つか? 静かに燃える内藤が熱き拳で返り討ちにするか? 新井vs.大竹に続き、フライ級の好カードが決定した。 [nextpage] 全日本女子選手権覇者・緒方亜香里がMMAデビュー ▼トライアウト 女子ライト級 3分2R上田真央(修斗GYMS直心会 UBF)緒方亜香里(AACC)  女子重量級期待の選手が女子修斗に参戦することが決定した。  2012年ロンドンオリンピック柔道女子78kg級日本代表として活躍し、2011年パリ世界選手権銀メダルや、柔道グランドスラム金メダルなど数多くの大会でメダルを獲得している緒方亜香里(AACC)が満を持してMMAの世界の扉を開く。 @amibaAACC   柔道時代に、2013年に体重無差別で争う全日本女子選手権で優勝。14年ぶりに最重量級以外の選手として制する快挙を成し遂げている緒方は、左組み手から内股、大内刈、小外刈などを得意とし、寝技でも三角絞めを使うなど、グラップリングに向いていた部分もある。女子で柔道出身ファイターが多いAACCでMMAデビューの準備を進めていた。  対戦相手は、DEEP JEWELSなど様々なプロモーションでのプロ戦績を数多く持ち、前職は大阪府警で警察官としてのキャリアを持つ異色のファイター上田真央(修斗GYMS直心会 UBF)だ。  上田も3歳から柔道を始め講道館杯8位、全国警察選手権2位の記録を持っており、レスリングでも全日本マスターズ優勝を飾る等、組み技の経験は豊富だ。  しかし、柔道での実績は緒方が上。一方、MMAでの経験値では上田が上回る。この一戦は緒方の希望により「トライアウト」(3分2R)として行われる。 ▼2022年度新人王決定トーナメント準決勝フライ級5分2R須藤晃大(EXFIGHT)打威致(有永道場Team Resolve)  また、今年度新人王トーナメントの頂点まであと一つに迫ったフライ級準決勝戦、須藤晃大(EXFIGHT)vs.打威致(有永道場TeamResolve)もラインナップされた。 「格闘DREAMERS」出身、EXFIGHTでキャリアを積んできた須藤は、プロでは5月に大竹陽に2R KO負け後、9月に大谷あっくんボンバーに2R リアネイキドチョークで一本勝ち。  打威致こと水田大智は、2021年12月のTORAOで丸山幹太に2R TKO勝ち。2022年5月に平賢二郎に1R TKO勝ちと2連勝中だ。 [nextpage] プロフェッショナル修斗公式戦 2022 Vol.7 PROFESSIONAL SHOOTO 2022 Vol.72022年11月27日(日)後楽園ホール[開場]17:15[開始]18:00 ※開場中にオープニングファイトを予定 【新たに決定したカード】 ▼フライ級 5分3R新井 丈(世界ストロー級王者/キングダムエルガイツ・和術慧舟會HEARTS)大竹 陽(HAGANE GYM) ▼フライ級 5分3R内藤頌貴(パラエストラ松戸)高岡宏気(FORCE GYM) ▼2022年度新人王決定トーナメント準決勝フライ級5分2R須藤晃大(EXFIGHT)打威致(有永道場Team Resolve) ▼トライアウト 女子ライト級3 分2R上田真央(修斗GYMS直心会 UBF)緒方亜香里(AACC) 【既報カード】 ▼環太平洋バンタム級チャンピオンシップ 5分3R石井逸人(王者・初防衛戦/TRIBE TOKYO MMA)藤井伸樹(挑戦者・同級4位/ALLIANCE) ▼清水清隆引退試合 フライ級 5分3R清水清隆(同級世界3位/TRIBE TOKYO MMA)山内 渉(同級世界5位/FIGHT FARM) ▼バンタム級 5分3R後藤丈治(同級世界5位/TRIBE TOKYO MMA)須藤拓真(X-TREAM EBINA) ▼インフィニティリーグ2022 女子アトム級 5分2R澤田千優(勝ち点8/AACC)小生由紀(勝ち点4/グランドスラム沖縄APP) ▼インフィニティリーグ2022 女子アトム級 5分2R中村未来(勝ち点4/マルスジム)久遠(勝ち点4/ZERO) ▼女子スーパーアトム級 5分2R永尾音波(AACC)菅野 縁(RISING SUN) ▼2022年度新人王決定トーナメント準決勝 バンタム級 5分2R齋藤奨司(FIGHT FARM)新井拓巳(ストライプル新百合ヶ丘) [nextpage] 第28回全日本アマチュア修斗選手権大会・結果 2022年10月30日(日)神奈川・小田原アリーナ サブアリーナ ◆ストロー級(-52.2kg)14名参加優勝 :根井博登(パラエストラ千葉)準優勝:平良龍一(Theパラエストラ沖縄・コザ)第三位:知名昴海(DROP)第三位:高橋佑太(BURST) ◆フライ級(-56.7kg)16名補欠1名優勝 :下田洋介(095 BJJ長崎柔術)準優勝:谷中汰知(格闘技吉田道場)第三位:木下皓介(GROUND CORE)第三位:中川景太(HOPE) ◆バンタム級(-61.2kg)16名補欠1名優勝 :矢野武蔵(パラエストラ愛媛)準優勝:加藤聡志(マーシャルアーツクラブ中津川)第三位:江口諒(SAI-GYM)第三位:永井奏多(TRIBE TOKYO MMA) ◆フェザー級(-65.8kg)16名補欠1名優勝 :中務太陽(BLOWS)準優勝:藤田宗滴(SUBMIT MMA)第三位:松岡琉之介(MASTER JAPAN YAMAGUCHI UBE)第三位:小松祐貴(MMA GYM GROWTH) ◆ライト級(-70.3kg)16名優勝 :奥村歩生(パラエストラTB)準優勝:西尾優作(和術慧舟會セイゴ道場)第三位:車田 陸(コブラ会)第三位:シャバンプール・ムハンマド・ホセイン(TRIBE TOKYO MMA) ◆ウェルター級(-77.1kg)14名優勝 :吉村天弥(和術慧舟會HEARTS)準優勝:嵯峨健史(TKエスペランサ)第三位:上岡新弥(和術慧舟會セイゴ道場)第三位:具 智允(修斗GYM神戸) ◆ミドル級(-83.9kg)7名優勝 :田所和士(パラエストラTB)準優勝:水原 悠(トライフォース赤坂)第三位:スターリング・ミーチャム(095 BJJ長崎柔術) ◆ヘビー級(-120.2kg)2名優勝 :土井 淳(修斗GYM大阪) ◆女子アトム級(-47.6kg)2名優勝 :平田彩音(BURST) ◆女子ストロー級(-52.2kg)4名優勝 :吉成 悠(シューティング宇留野道場)準優勝:森 志穂(GSB多治見) ◆女子フライ級(-56.7kg)2名 ※57.1kg契約として実施優勝 :新谷朋美(TEAM AGENT) ◆女子バンタム級(-61.2kg)3名優勝 :渡邉史佳(OOTA DOJO)準優勝:近藤世里菜(パラエストラ千葉) 第28回全日本アマチュア修斗選手権大会並びに2022年度地区選手権の結果によるプロ昇格者  2022年10月30日「第28回全日本アマチュア修斗選手権大会並びに2022年度地区選手権」の結果によるプロ昇格者は、下記の通りとなった。  今回の結果と過去の実績等が考慮され、プロライセンス取得推薦枠獲得者と認められた。認定された選手は修斗コミッション(SC)へのライセンス申請を行うことで、プロッフェショナル修斗公式戦への出場が認められる。 ■ストロー級(5名)高橋 佑太(BURST)根井 博登(パラエストラ千葉)知名 昴海(キックボクシングDROP)平良 龍一(Theパラエストラ沖縄・コザ)秋吉 拓史(総合格闘技道場コブラ会)■フライ級(7名)下田 洋介(095BJJ長崎柔術)高田 立世(武心剛術会)木下 皓介(GROUND CORE)谷中 汰知(格闘技 吉田道場)中川 景太(HOPE)矢野 博之(修斗GYM東京)有本 亮我(ゴンズジム)※プロ昇格済■バンタム級(6名)矢野 武蔵(パラエストラ愛媛)江口 諒(SAI-GYM)加藤 聡志(マーシャルアーツクラブ中津川)永井 奏多(TRIBE TOKYO MMA)高宮 諒(DESTINY JIU-JITSU)福山 祐平(ゴンズジム)※プロ昇格済■フェザー級(8名)藤田 宗滴(SUBMIT MMA)後藤 秋雄(BLOWS OITA LIFE)酒井 章(ALMA FIGHT GYM SHUKO)中務 太陽(BLOWS)松岡 琉之介(MASTER JAPAN YAMAGUCHI UBE)杉野 光星(ALLIANCE)小松 祐貴(MMA GYM GROWTH)椿 馨(カタナジム秋田)■ライト級(6名)西尾 優作(和術慧舟會セイゴ道場)大黒 紳(セコンドアウト)シャバンプール・ムハンマド・ ホセイン(TRIBE TOKYO MMA)車田 陸(総合格闘技道場コブラ会)奥村 歩生(パラエストラTB)松浦 真実也(Theパラエストラ沖縄・那覇)■ウェルター級(6名)嵯峨 健史(TKエスペランサ)具 智允(修斗GYM神戸)藤根 光一朗(DIARIO)上岡 新弥(和術慧舟會セイゴ道場)宮﨑 知之(KINUGASA BASE)吉村 天弥(和術慧舟會HEARTS)■ミドル級(4名)西條 英成(Theパラエストラ沖縄・那覇)水原 悠(トライフォース赤坂)スターリング・ミーチャム(095BJJ長崎柔術)田所 和士(パラエストラTB )■ヘビー級(1名)土井 淳(修斗GYM大阪)■女子アトム級(1名)平田 彩音(BURST)■女子ストロー級(2名)吉成 悠(シューティング宇留野道場)森 志穂(GSB多治見)■女子フライ級(1名)新谷 朋美(TEAM AGENT)■女子バンタム級(2名)渡邉 史佳(OOTA DOJO)近藤 世里菜(パラエストラ千葉)
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