2度のダウンを奪われた芦澤は猛然と打ち合いを挑んで逆転を狙ったが挽回はならなかった
2019年6月30日(日)東京・両国国技館で開催された『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN』。
2連敗を喫し、「負けたら引退」との覚悟で大岩龍矢(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)との対戦に臨んだ芦澤竜誠(K-1ジム総本部チームペガサス)だったが、開始12秒で大岩の右ストレートによるダウンを喫し、2Rにもバックハンドブローでダウン。大差の判定3-0で敗れた。
試合後、インタビュースペースに現れた芦澤は「普通に大岩選手の方が強かっただけなので。そんな感じです」とスッキリした表情で話し、「パンチが見えなかった」と大岩を称える。
続いて「引退です。男に二言はない。さようなら。もう決めたので」と本当に引退すると断言。ファンへの言葉を求められると「俺がいなくなってもK-1 を見てくださいって感じっすね」と言い残して去っていった。