寺戸の相手「X」は那須川天心だった(C)RISE
2022年10月30日(日)東京・後楽園ホール『RISE 162』にて、引退エキシビションマッチ&セレモニーが実施される寺戸伸近(Booch Beat)。「X」とされていたその対戦相手は那須川天心(TARGET/Cygames)だった。
寺戸は2009年11月に第2代RISEバンタム級王者となり、その後タイトルを返上。那須川は2015年5月に第6代同王座に就いており、歴代の王者同士が拳を交えることになった。また、寺戸が最後の試合を行った当時(2017年11月)には、両者の対戦を臨む声もあったドリームカードが3分1Rのエキシビションマッチながら実現することに。
前日に行われた記者会見で、寺戸は「相手は凄い選手だと聞いています。最後のリングを楽しんで、自分が出来る全ての力を出して最後のリングを終わりたいと思います」とコメント。
(写真)エキシビションマッチながら“キックボクサー”那須川天心をもう一度見ることができる
5年ぶりのリングに向けて「チーム黒船の方で練習させてもらいました。厳しいものでしたが、老体に鞭打って仕上げてきました。自分の出来ることは全てやってきた。年齢のこともあるし、今持っている寺戸の100%と思ってもらえればと思います。本番になると100、150の力を出すのが寺戸だと思うのでそういう姿を見せたいですね」と、かなり本気モードで仕上げてきたと話していた。
那須川は今年6月19日の『THE MATCH 2022』以来のリングとなる。