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【Krush】しつこく絡む問題児・堀井翼に中村K-1プロデューサーがブチギレ「いいから明日ちゃんと試合しろ!」

2022/10/27 22:10
【Krush】しつこく絡む問題児・堀井翼に中村K-1プロデューサーがブチギレ「いいから明日ちゃんと試合しろ!」

しつこく絡んでくる堀井(右)に中村Pの堪忍袋の緒が切れた

 2022年10月28日(金)東京・後楽園ホール『Krush.142』の前日計量&記者会見が、27日(木)都内にて13:00より行われた。

 第1試合のライト級3分3R延長1Rで対戦する、SATORU成合(K-1ジム総本部チームペガサス)は62.5kg、堀井翼(K-1ジム五反田チームキングス)は62.4kgで計量パス。第2試合のスーパー・フェザー級3分3R延長1Rで対戦する南雲大輝(スタースポーツクラブ)は59.9kg、赤田功輝(ALONZA ABLAZE)は59.9kgで計量をパスし、会見に臨んだ。


 問題児・堀井は「とりあえずね、久しぶりに中村Pに会ったから。久しぶり。(中村拓己K-1プロデューサーは無視)…まあ、言ってる通り、1分で終わらせるから。1分以内にどう決めるかが俺の在り方だから。楽しみにしとけよ」と1R1分で終わらせると宣言。対戦する成合の印象を聞かれても「相手というより、中村Pがデカい。それだけだね」と中村Pに積極的に絡んでいく。


 8カ月ぶりのKrushのリングについて思うことは聞かれると「(会見席の)一番端に南雲がいることと、中村Pがいることがすごく不快です」とし、宿命のライバルと言える関係の南雲の存在については「宿命のライバルじゃないし、絶対にそこは認めない。階級は変わったけれど、南雲とやるんだったら60kgまで下げてもいいと思ってるので、いつでも再戦の構えは出来ています。この間は喧嘩は勝ったけれど試合は負けたから。次は喧嘩も試合も全部勝ちにいこうと思っているんで。まぁそれもどうでもいいかな」と、いつでもやってやるとの構えを見せた。


 第1試合でどんな試合を見せたいかとの質問には、「Krushの第1試合は喧嘩みたいなマッチメイクが多くて、結構注目されているカードだから。明日は俺が求められている第1試合をしたくてお願いしたわけだし、第1試合は喧嘩みたいなのが一番大事だから、喧嘩しにいくだけですね」と、“喧嘩”を見せると言い放つ。


 最後にも「そういえば、この試合が決まったときの記者会見に中村Pいなかったんだけど、何してんの? あまりにも俺にビビっちゃってこなかったのかと思ったんだけど、その辺は違うんすか?」と中村Pに絡む堀井。ここでついに中村Pの堪忍袋の緒が切れて「いちいち突っかかって来るなよ、おい! いいから明日ちゃんと試合しろ!」と一喝。

 堀井はそれにも懲りず「とりあえず、こんな感じで中村P怒ってるから、明日は普通に喧嘩して1分で決めてやっから。第1試合見ろよ。よろしく」とアピールして締めくくった。


 その堀井と対戦する成合は「連敗続きで会見なんてやっている立場じゃないんですけれど、応援してくれている方たちへの感謝の気持ちも全てぶつけて、明日の1試合目しっかり盛り上げます。いつもみたいに気合いの入る相手じゃないので、とりあえず明日は試合に勝ちにいくだけです。


(堀井は)ぽんぽん減らず口が凄いので、1分で終わらせてもいいし、もっといたぶってしっかり倒してもいいし。自分は何でもやります。自分の試合をすれば自然と盛り上がると思うので、しっかり倒しにいきます。喧嘩したいなら喧嘩でもなんでもいいので、とりあえずぶっ倒します」と、堀井に制裁を加えるとした。


 一方、南雲は「明日は新しい階級で新しいラウェイサンダーでKOします。(相手は)普通に調子が良さそうだし、いい男だなと思いました。今は体操教室の先生としてやらせてもらっている中で、格闘技とより深く向き合うことが出来ているので、いい影響しかないですね。指導させてもらっているお子さんや親御さんたちにすごいものを見せたいと思いますので、スーパー・ラウェイサンダーでやっちゃいます」と、階級を下げてもまだ見ぬ必殺技ラウェイサンダーで決めるという。


 かつてのライバル・堀井と階級が変わってしまったことには「さみしさは全く感じてないです。とりあえず堀井選手とポスターの並びが横で『大輝先生また堀井君とやるの?』とよく聞かれてて。『このお兄ちゃんとはやらないよ』と言っていました。でも明日堀井君は1RでKOしてくれると思うし。頑張ってもらって…やりましょう」と、お互いに勝ってまたやろうとエールを送った。


 そして「堀井選手が第1試合で火をつけてくれると思うので、それを上回る試合をします。やることやるだけですね。明日の試合でやってきたことを全部出してぶっ倒して勝ちます。応援よろしくお願いします」と、堀井からバトンを受け取ると奇妙な友情を見せていた。


 対する3勝(3KO)1敗1分のホープである赤田は、「計量も終わって試合が成立した時点で格上も格下もないんで、明日はぶっ倒します。相手も結構調子がいいのかなと思いました。でもそれ以上に今回僕が凄く調子がいいので、明日楽しみにしていてください。自分が上に通用するかという楽しみがあるんですけれど、それ以上にこんなところに負けていられないんで。(卜部)功也会長からも『こんなところで勝つ・負けるを繰り返す選手を育てているつもりはない』と言われているので、明日はそんな心配をさせないくらい圧倒的に勝ってどんどんステップアップして、功也会長に早くベルトを巻いてあげたい、見せてあげたいなという気持ちが大きいです」と、南雲戦をステップアップにすると宣言。


 キャラの濃い3人に囲まれていることで印象が薄まってしまうが、何かアピールはあるかと聞かれると「印象が薄いですか(苦笑)。でも結局選手は試合で魅せてなんぼだと思うので。Krushは特にそういう舞台だと思っているので、今ここでピークをもって来ちゃったら選手として終わりだと思うので、明日試合でここの中で一番目立ちます。本当は第1試合をしたかったんですけれどとられちゃったので、明日は第1試合よりも面白い試合をして、2試合目でもったいなかったなと運営者に思わせるような試合をしたいと思います」と意気込んだ。


 そして「明日も当たり前にKOで勝って。KOで勝つとマイクでアピールできると思うので、勢いに乗ってるスーパー・フェザーの若い選手達にちょっと喧嘩を売りたいなと思います」との野望を口にした。

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