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【KNOCK OUT】ぱんちゃん璃奈が1月にパンチのみの試合を熱望、対戦相手募集と宮田プロデューサーは「皇治君に相談する」

2022/10/27 20:10
【KNOCK OUT】ぱんちゃん璃奈が1月にパンチのみの試合を熱望、対戦相手募集と宮田プロデューサーは「皇治君に相談する」

あくまでもキックボクサーとしてKNOCK OUTでの復帰を目指すと断言したぱんちゃん

 2022年10月27日(木)都内にて、初代KNOCK OUT-BLACK女子ミニマム級王者・ぱんちゃん璃奈の記者会見が行われた。


 ぱんちゃんは、『KNOCK OUT 2022 vol.2』(3月12日・後楽園ホール)に出場後の4月上旬、練習中の負傷により左膝前十字靭帯断裂と診断され、欠場が続いている。また、10月8日(土)付けでこれまで所属してきたSTRUGGLEジムを退会するという大きな決断をした。

「何かと賑わせてお騒がせしてすいませんが、所属していたSTRUGGLEを辞めさせていただきました。会長にはお世話になって感謝もたくさんしていて、STRUGGLEだったからこそ、会長だったからこそ勝てたと思うので感謝の気持ちでいっぱいです。ただ怪我をして気付いたことがあって、この先どうすると考えた時に今のでままではいけないと思って離れました」とぱんちゃん。


「凄い悩みました。怪我をして分かったことがいっぱいあって。いつ引退になるか分からないんだなと思い知った時に、やりたいと思ったことをやらないと後悔すると思ったんです。蹴りが出来なくて出来ることが制限されてしまったんですが、待つのではなく怪我をしている間にも強くなりたいというのがあって、いろいろなところに出稽古させていただいて強い女子選手と練習させてもらったりして。会長に背中を押してもらってジムを退会という決断にいたりました」と、後悔のない格闘家人生を送るために、やりたいことをやるためにフリーという道を選んだと説明。

 怪我の回復状況は「6カ月が経過してジムワークも戻っていいよって言われて再開しています。パンチは大丈夫なんですが左足の外側膝の横の突っ張りがとれなくて、背伸びして蹴ることが出来ないのが現状です」と、練習は出来るが蹴りはまだ出来ないとのこと。


「最初は1年以内の復帰を目標にしているんですが、パンチは出来るんですが蹴れていない状況でまだ難しいなと思っています。いつ突っ張りがとれるのか、いつよくなるかは個人差があるので経過してみないと分からないと言われました」と、先が見えない状況にあるという。

 練習はフィジカルとリハビリをメインに、フィジカルのパーソナルトレーニングを週3回、ボクシングジムにて週2~3回パンチをメインに練習。「キックボクサーとして戻る気持ちは変わらないですが、蹴りが出来ないと落胆してしまう自分がいるのでリハビリ程度に練習して、その間にパンチの技術の練習を頑張っています」とした。キックボクシングの練習も軽くだが、女子選手としている。


 本格的な蹴りの練習がいつから出来るか分からず、蹴られてもいけないという状況の中、ぱんちゃんはパンチのみの試合をやりたいと希望した。

「何が何でも試合をしないと。先が見えない状態で練習しているがのがつらい。宮田さん(KNOCK OUTプロデューサー)に出させてもらえませんかと相談して動いてもらいます」と、あくまでもキックボクサーとしてパンチのだけのルールで試合をやりたいとし、「ボクシングに転向かと噂されていますが、そんな甘いものではないと思っていますし、キックを諦めてないので、半年~1年経って治らなければ考えるかもしれませんが、今はまだキックボクサーとして必ずリングに戻ることを諦めていません」と断言した。

 パンチのみの試合については「ボクシングの本戦となると協会的に難しいので、エキシビションという名前かしれないですがガチでやりたいと思っています」という。


 今後KNOCK OUTのリングでそのような試合を行う可能性はあるのかと聞かれた宮田充KNOCK OUTプロデューサーは「考えてないですが、デモンストレーションとして、後楽園の試合の合間にミット打ちやミット蹴りなどは考えています」と最初はにごしていたが、「あくまでも僕らはキックボクシング。あるとしたら代々木ですかね。ぱんちゃん選手は試合をしたい意欲が凄い。代々木なら“超(スーパー)KNOCK OUT”というやつなので(笑)。前向きに話をしているので、足が使えないと落ち込んでもしょうがないので、手助けを自分の立場でやってあげたい」と、2023年3月5日(日)に東京・国立代々木競技場第二体育館で開催する、KNOCK OUT初のビッグマッチでは可能性があるとした。

 また、「皇治君に相談しようと思っていたのを忘れていました。今度相談しようと思っています」と、『3150FIGHT』や『超RIZIN』でパンチのみのエキシビションマッチを行った皇治にも相談してみるとする。


 しかし、ぱんちゃんは「3月だったらいいよっていま初めて聞いたので。自分的には12月か1月あたりに試合をしたいのがあって。3月はキックボクシングの試合をまだ諦めていないのもあります。1月は蹴られることが絶対にダメなのでボクシングしかない。試合をしてないと選手としてもいつになるか分からないというのを待つのは厳しいと思っています」と、治れば3月にキックボクシングの試合をしたいが、12月か1月にどうしても試合をしたいと熱望。

 その相手は「やってくださるなら誰でもいいです。体重も極力合わせたいです」と、試合が出来るなら誰でもいいという。宮田Pは「ぱんちゃん選手とパンチのみの試合をやりたい選手がいたら、SNSのDMとかでいつでもどうぞ」と、自身のSNSにて募集したいとした。


 また、KNOCK OUTとの関係はどうなるのかと聞かれたぱんちゃんは「育てていただいたのもあるのと、正直、私が戦いたかった人は引退してしまったので日本人でやりたい選手はいないのかなって。やるなら海外の選手とやりたい。生活に復帰するのは簡単でしたが、選手として戻るのは大変なんですよ。背伸びしただけでも痛かったりするので、その状況から頑張って復帰できたら、自分より強い負けるかもしれないような相手としかやりたくない。海外の相手とやる舞台でしかやりたくないので宮田さんに約束してもらいました」と、自分が戦いたい相手を用意してもらえるKNOCK OUTのリングに上がるとした。

 なお、オーディションの審査員も務めた『BreakingDown』出場に関しては「出場はないです。戦いたい選手はプロのリングに来てください。プロの相手としか戦わないです」ときっぱり否定。RIZIN大晦日大会については「発表されたカードを見たら凄いじゃないですか。あそこに入れてくださいは言えないです」と遠慮した。

 そして最後には「来年は必ずもっと強くなった自分を見せられると思うので、華のある輝く姿を見せられるように、焦らないですけれどまた見て欲しいので頑張ります」とファンにメッセージを送った。

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