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【ONE】再スタートを切った内藤大樹「そろそろエナッシに挑戦させてもらいたいなって気持ちがあります」

2022/10/24 14:10
 2022年10月22日(土)マレーシア・クアラルンプールにて開催されたONE Championship『ONE Fight Night 3: Lineker vs. Andrade』で、アミール・ナセリ(イラン/マレーシア)に判定3-0で完勝した内藤大樹(BELL WOOD FIGHT TEAM)の試合後コメントが発表された。  内藤は2022年5月の「ONEムエタイ フライ級(61.2kg)ワールドGP」準々決勝にて、スーパーレックに判定負けして今回が再起戦。ONE世界王座獲りへ向けて再スタートした。 ――復帰戦での勝利、おめでとうございます。今の率直な気持ちを教えてください。 「ありがとうございます。まずは、前回負けているので勝ったのが去年のペッダム戦ぶりだったので、やっぱりまずはホッとした。というのと、アメリカ向けの放送という中でインパクトという部分では物足りなかったと思うので、そこはもう一回やり直しかなって思いました」 ――今回はどんなゲームプランで臨んでいましたか。 「ナセリ選手はパワーはあるけど、技は粗いイメージがあったので、そこをカウンターで突いて行ってという作戦でした。実際に戦ってパワーは感じましたし、体の打たれ強さを感じたけど、思ったより荒っぽさはなかったです。マイケル・サバス戦の感じだともっと大きく振ってくるのかなって思っていたので、少しやりにくい部分はありました」 ――試合中にゲームプランは修正しましたか。 「自分の中でフィニッシュするっていう意識があった。丁度自分の前の1試合目、2試合目がフィニッシュで終わっていて、両方ともボーナス獲得してて、流れ的にボーナスを狙っちゃおうとしている自分があって、若干固くなっていた。狙わない方が良いと思うんですけど。そこをセコンドが試合の感じを見て、良い判断をしてくれて、冷静にしてくれました。試合中のゲームプランは基本的には一緒でしたが、3R目に相手がもう入ってくるしかなくて、ガンガンきたところを逆に付き合わず、相手の攻撃を貰わないように意識していました」 ――“完勝”と報道されている中で、ご自身は試合直後のインタビューでは、まだ満足がいっていない様子でしたが。勝利の鍵はなんだったと思いますか。 「勝ちは素直に嬉しいですけど、今回自分の中で倒し切るというのを課題にしていたので、そこは少し凹んだ部分がありました。でも今は、勝てたこと、勝って反省できることを幸せに思います。試合を通して、自分の方が相手より冷静だったし、自分の方が技のバリエーションも引き出しも相手より勝っていたのかなと思います」 ――この試合を終えての課題は。 「今回と一緒ですけど、勝つことは最低条件として内容を改善したいです。お客さんが沸くような試合をしていきたいです」 ――今後については、どう見据えていますか。 「基本的には誰でも良いんですけど、そろそろ。ムエタイももちろんやっていきますし、キックボクシングの方も。チャンピオンが全然防衛戦をやっていないと思うので。そろそろエナッシに挑戦させてもらいたいなって気持ちがあります。ムエタイは、スーパーレックとパンパヤックの勝者、ラシリもロッタンと戦いますし、まだ僕には順番が回ってこないと思うので」 ――応援してくれた方々へメッセージをお願いします。 「本当にいつも日本から応援ありがとうございます。こうやって海外に試合に来て、でも日本から声援をいただけるとすごく嬉しく思いますし、力にもなっています。しっかり結果で返していくので、これからも応援してください。ONEを見てください」
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