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【Krush】48歳になった“爆腕”大月晴明が復帰「来年もう1回リングを沸かせようかな」、11・26後楽園で東本央貴と対戦

2022/10/22 18:10
【Krush】48歳になった“爆腕”大月晴明が復帰「来年もう1回リングを沸かせようかな」、11・26後楽園で東本央貴と対戦

48歳の大月(左)が再びリングへ、東本と強打者対決(C)K-1

 2022年11月26日(土)東京・後楽園ホール『Krush.143』の第2弾カード発表記者会見が10月21日(金)都内にて行われた。 

 -64kg契約3分3R延長1Rで、大月晴明(NEXT LEVEL渋谷)vs.東本央貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が決定


 大月は1999年10月デビューの大ベテラン。これまでWPKC世界ムエタイライト級王座、第3代Krushスーパー・フェザー級王座、全日本ライト級王座、ISKAムエタイ・インター コンチネンタル・スーパーライト級王座などを獲得し、戦績は43勝(30KO)13敗。“爆腕”と呼ばれる強打を武器に、14連続KO勝ちを飾ったこともある。Krushには2009年3月の『Krush.2』から参戦していたが、2015年1月のレオナ・ペタス戦を最後に離脱。2021年1月に復帰し、明戸仁志に3RでKO勝ちした。


 東本は2012年9月のKrush初参戦でHIROYAをKOしたことで注目され、Krush・K-1のトップ選手たちと拳を交えてきたベテラン選手。4連敗を喫したが2020年1月に川崎真一朗をKOして復活の雄叫び。3月のK-1では蓮實光の剛腕でマットに沈んだが、8月のKrushではラウェイの金子大輝をKO、12月には鈴木孝司も初回KOに沈めた。2021年3月のK-1で瓦田脩二にTKOで敗れ、連勝がストップ。7月に弘輝、今年4月に竜樹に敗れて3連敗中。戦績は14勝(8KO)19敗。


 大月(48歳)と東本(30歳)、18歳という年齢差はあるが共に再出発を期する者同士の対戦だ。大月は2000年代の前半から活躍してきたレジェンドファイター。昨年1月『Krush.121』での明戸仁志戦で約6年ぶりに復帰戦を行ったが、その後は怪我や仕事の関係でリングからは遠のいていた。

 しかし、仕事先も変わり練習できる環境が整ったことで「今年中にどうしても1試合やりたいと思って、無理言って組んでもらいました」と、今回約1年10カ月ぶりにKrushのリングに帰ってくることになった。「来年もう1回リングを沸かせようかなと思っている」と、今後はコンスタントに試合に挑む腹積もりだ。

 今回は-64kg契約での試合だが、62.5kgのライト級戦線での活躍を誓う。「とりあえず動けるところを見せて、関係者の人やファンの人から評価を得てから大きいことを言おうかなと思っています」と胸に秘めた目標を持ちつつ、Krushのリングで男の生きざまを見せる。

 対する東本は今年4月『Krush.136』での竜樹戦以来の試合だ。昨年から瓦田脩二、弘輝、そして竜樹と3連敗を喫し、「正直ちょっとモチベーションが下がって自分は存在価値もなくなった商品、選手かなと思ってた」と、気持ちがリングから離れていた時期もあったようだが、今回の試合のオファーを受けて、「『あっ、まだそうやって求められている人間なんや』と思って、それを凄く嬉しく思って、それだけで今回はやろうと思いましたね」と再起を決断。

「自分がどういう感じで求められてこの試合を組んでもらえたのかっていうのを考えて、表現者として期待に応えられる試合をしたい」という周囲の期待を背負い、中学生の頃からリスペクトしていたというレジェンドの大月に挑む。

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