MMA
ニュース

【CFFC】神龍誠が北米フライ級でタイトルマッチ「年末と併せて二冠王に」、平田直樹は初のバンタム級で挑戦「しっかりフィニッシュ」=11月11日(金)ABEMA無料生中継

2022/10/20 12:10
 2022年11月11日(金)、米国のCage Fury Fighting Championshipsが、フロリダ・タンパのセミノールハードロックカジノで開催する『CFFC 114』に、神龍誠(神龍ワールドジム)と、平田直樹(K-Clann)の出場が決定した。  神龍は現在空位となっているCFFCフライ級の王座決定戦に臨み、平田は自身初のバンタム級に挑戦する。試合の模様は11日朝9時より、ABEMAにて無料生中継される。  22歳の神龍はMMA14勝1敗1分。全国中学生レスリング選手権大会で準優勝後、中学卒業で2016年にプロに転向。DEEPフライ級で活躍し、2019年6月のDEEPフライ級暫定王座決定戦で、柴田“MONKEY”有哉に判定勝利を収め、DEEP史上最年少となる18歳で王者に。2022年5月に藤田大和との王座統一戦で3R ニンジャチョークで一本勝ちし、統一王者になっている。  2022年7月のRIZINで所英男に判定勝ちするなど、現在8連勝中の神龍が今回、『CFFC 114』で対戦するのは、MMA9勝4敗のディエゴ・パイヴァ(ブラジル)。  7つの一本勝ちを誇るデミアン・マイアの黒帯は、現在5連勝中の29歳。3つのリアネイキドチョークと、三角絞め、腕十字、そしてトーホールドでのフィニッシュが記録されている。  地元ブラジルのJungle Fightなどで活躍したパイヴァは、LFA参戦のマルシレイ・アウベス、Titan FC参戦中のガストン・マンズールらに勝利。黒帯柔術家らしくバックからの攻めに強みを持つが、神龍陣営は、動画も確認した上で、勝負できると考えての参戦だという。  CFFCは、米国東海岸を拠点に2006年に創設されたMMA団体。これまでに、現UFC世界バンタム級王者アルジャメイン・スターリングや、UFCライトヘビー級5位のアンソニー・スミス、現UFC解説のポール・フェルダーらを輩出しており、UFCへの登竜門団体のひとつといえる。  神龍マネジメントサイドは、今回のタイトルマッチで王者になった場合、UFCへのステップアップを交渉しており、軽量級担当からは「フィニッシュ勝利」を求められているという。  神龍はSNSに、「CFFC参戦きまりました! 初の海外戦でタイトルマッチ。世界へのアピール&年末に闘いたい選手もいるので、このチャンス掴んで二冠王になります」と、DEEP王座との二冠、さらに年末参戦も視野に入れた。  11月11日の試合は、大晦日にも参戦の可能性を残しており、神龍陣営は「もし大晦日にフライ級で堀口恭司選手と、となったら、再び日本での試合も視野に入ると思います」と語っている。  また、もう一人の平田直樹はバンタム級で『CFFC 114』に参戦することになっており、近日中に対戦相手が発表される予定。  平田樹の実兄で、DEEPフェザー級で3勝1敗の直樹は、柔道をベーに、2020年10月のプロデビューから3連勝。2021年6月の前戦で、牛久絢太郎の王座に挑戦経験もある神田コウヤに判定負けも接戦の内容だった。 (C)ABEMA  直樹は、樹とともに「ABEMA格闘チャンネル 海外武者修行プロジェクト」で渡米し、米国で数カ月に及ぶ修練を積んだのち、現在もニューヨークを拠点として練習を重ねており、SNSに「約1年半ぶりの試合です! しっかりフィニッシュしてインパクト残したいと思います」と意気込みを記している。  米国長期修行を続ける平田は、バンタム級でどんな進化を見せるか、こちらも注目だ。
全文を読む

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.335
2024年11月22日発売
年末年始の主役たちを特集。UFC世界王座に挑む朝倉海、パントージャ独占インタビュー、大晦日・鈴木千裕vs.クレベル、井上直樹、久保優太。武尊、KANA。「武の世界」でプロハースカ、石井慧も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア