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【KNOCK OUT】メインで復活勝利を飾った西岡蓮太、次はバズーカ巧樹との再戦に意欲。唯一の黒星を付けた鈴木千裕との再戦は「危ないですね(笑)」

2022/10/17 22:10
 2022年10月16日(日)東京・後楽園ホールで開催された『KNOCK OUT vol.6』の一夜明け会見が、17日(月)都内にて行われた。  会見にはメインイベント(第9試合)のKNOCK OUT-BLACK -64.0kg契約3分3R延長1Rで、鈴木宙樹(クロスポイント吉祥寺)に判定3-0(30-28×2、30-29)で勝利した西岡蓮太(龍生塾)が出席。前夜の試合を振り返った。 「KNOCK OUTのメインでダウンひとつなくてKO決着できなくて、凄い申し訳ない気持ちもありますが、手術前と後で2連敗してそこからやっと勝てて少し光が見えてきたかなと。嬉しい気持ちと申し訳ない気持ちで複雑な感じです」  試合自体は「練習の段階で復帰してからの感覚が戻ってる感触があったので、試合中にもいい感触が戻っていると思いながら試合が出来ました。鈴木選手も長い間やっていなくての復帰戦で、動きづらいと感じたし復帰戦は難しいだろうなと。自分は2試合目なのでちゃんと攻めてポイントを獲ろうと思って戦っていました」とする。  その鈴木の動きに関しては「データがあまりなくて。動画も見てないですね。ボクシングあがりやからパンチは警戒して…くらいでした」と、あまり研究はしていなかったとする。そのパンチは「もらってないので見切れた感じです」とした。 「やっと感覚が戻って来た感じで。コンスタントに試合をやっていけば、もっといい動きができると思う」と完全復活に自信を深めた様子。2020年2月11日の「無法島GRANDPRIX」KNOCK OUT 64kg初代王座決定トーナメントを制した翌日の記者会見で、「身体の動きでどこを狙っているのかが分かっちゃう」と言って記者たちを驚かせた西岡だが、“感覚”というのはまさにそのことなのだという。 「復帰一戦目の笠原戦では、自分の動きばかり戻すことに必死で戦っていたと思います。それが今回は相手の動きに対して動くことが出来た。次はもっといい動きが出来ます」 (写真)2020年2月11日の「無法島GRANDPRIX」決勝戦でバズーカ(右)に勝利している 今後については「シュートボクサーなので12月25日の両国(RISE WORLD SERIES / SHOOTBOXING-KINGS 2022)にも出たい。僕が勝ったバズーカ巧樹選手がKNOCK OUTの階級の王者にいるので、そのバズーカ選手とやっても面白いと思います」と、両国大会出場とKNOCK OUT-BLACKライト級王者バズーカ巧樹への挑戦をあげた。 (写真)「無法島GRANDPRIX」の準決勝では鈴木千裕(左)に初黒星を付けた 西岡は現在RIZINでも活躍中のKNOCK OUT-BLACKスーパーライト級王者・鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)にキックボクシングで唯一の黒星を付けた男であり、鈴木との再戦には興味がないかと聞かれると「一緒に練習している萩原選手にも勝っていて、僕も負けたらあかんやろと思いながら今回必死でした。千裕選手の活躍は刺激になっています。まあ…やっても面白いなと。でも危ないですね(笑)」とあまり乗り気ではなさそうだった。  最後には宮田充KNOCK OUTプロデューサーから「また必ずオファーさせていただきます」との言葉をもらい、西岡は「KNOCK OUTファンの皆さま、西岡蓮太はまだまだこんなもんじゃないので、判定勝ちして次こそ絶対にKO決着で終わらせたいと思うので期待してください」とのメッセージを送った。
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