【RISE】風音を破り初防衛に成功した大﨑一貴、満を持してvs.世界へ「僕だったらやれると思う。世界のベルトを巻きたい」

　2022年10月15日(土)東京・大田区総合体育館にて開催された『Cygames presents RISE WORLD SERIES 2022』の一夜明け会見が、16日（日）都内にて行われた。 　メインイベントのRISEスーパーフライ級（-53kg）タイトルマッチ3分5R無制限延長Rで、風音（TEAM TEPPEN）を判定2-0で破り初防衛に成功した王者・大﨑一貴（OISHI GYM）が出席。前夜の試合を振り返った。 「昨日までいろいろありましたが勝ててほっとしています。成長が出来たのも風音選手がいたからだと思うし、勝ちきることが出来て53kgトップを証明できたと思うので、次は世界へ向けて勝ち続けたいと思います」 　戦いを終えて風音には「風音選手がいたから僕もここまで練習を追い込めたし、気持ちの面でもちょっとは成長できたと思うので、そこは感謝しています」と感謝の気持ちがあるとする。 　ここで負けたら全てを奪われるという恐怖感については「今回プレッシャーが大きくて、あまり練習中も調子がイマイチよくなかったというか。なかなか思っているような動きが出来なかったところもありました。でも、試合になれば関係なくなった。勝ちきることが出来たので成長もできました」と、大きなプレッシャーがあったと告白。 　トーナメントの途中棄権、THE MATCH 2022出場を逃すなど不運が多かった大﨑。運気が下がっていることや周りが敵に見えることはなかったかと聞かれると「そこまではなかったですね。ジムの会長を始め、一緒に練習してくれる人がいたので練習も信じてやってきたし、一緒に追い込んで。今日も一人試合に出るんですけれど、みんなで追い込みが出来たのでチームの絆が深まっている状態だったので勝ったのは凄く嬉しかったです」と仲間の存在が大きかったとした。 　今後は世界との戦いを目標とし、「タイ人選手ですかね。軽量級でも強いイメージなので、タイ人選手とやらせて欲しいですね」と、ムエタイの強豪との対戦を臨む。 「世界にはまだまだ強い選手がいっぱいいるので、そういった世界の選手に挑戦していくだけで成長になると思うし、そこでしっかり勝ちきるだけでRISEの価値を高められるし、僕だったらやれると思うので挑戦して勝ち続けて上に上がって世界のベルトを巻きたいと思います」と、53kgでさらに上を目指していきたいと語った。