2022年4月、名古屋国際会議場イベントホールで開催され福田海斗vs.クマンドーイ戦で大きなインパクトを残した『Suk Wanchai MuayThai Super Fight』が10月30日(日)東京・大久保のGENスポーツパレスでの次回大会の開催を発表。タイ№1のムエタイメディア「ムエデット789」と提携し『Suk Wanchai+Muayded789 MuayThai Super Fight』を行うこととなった。
(写真)ジラチャイ社長とワンチャイ氏 今興行は「ムエデット789」を通じて全世界へ生中継されることも決定した。「ムエデット789」はyoutubeのチャンネル登録者数30万人を超え、ムエタイ専門チャンネルとしてはタイ№1のムエタイメディア。Youtubeチャンネル以外にもホームページはもちろん、facebookやTikTok、公式LINEアカウントなどでも情報を全世界に発信し、ムエタイファンなら外せないメディアツールとなっている。今回、『Suk Wanchai MuayThai Super Fight』のオーナーであるワンチャイ氏と「ムエデット789」のジラチャイ社長が会談、両者が提携することとなった。
今大会では日・タイ8対8の対抗戦が行われる予定でメインにはエース福田海斗(キングムエ)が登場。対戦相手は元「True4U」ライトフライ級王者で現フェザー級ランカーの強豪センソン・エラワン(タイ)に決定した。
(写真)ラジャダムナンのビッグマッチで、ペット―にヒジ打ちでKO勝ちした福田(C)RWS 福田はタイを主戦場にして活躍する日本人選手で、今年3月に約2年ぶりにラジャダムナンスタジアムのリングに登場。スーパーバンタム級の上位選手であるファープラタンと対戦したが、久々のタイのリングということもあって精彩を欠き判定負け。しかし、4月に名古屋で開催された『Suk Wanchai MuayThai Super Fight』にて、那須川天心と『RIZIN』で対戦したラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級王者クマンドーイ・ペッティンディーアカデミーと対戦し、ダウンを奪う完勝。IMSA世界スーパーバンタム級王座に就いた。
その後はラジャダムナンスタジアムのメインイベントを2カ月連続で務めて1勝1分、7月の試合ではラジャダムナンスタジアムの月間表彰にて月間最高試合に選ばれた。そして8月19日にはブアカーオvs.三浦孝太のエキシビションマッチで話題となった『KAT PRESENTS LEGEND OF RAJADAMNERN』に出場し、7月にドローとなったペットー・ファイタームエタイに見事なKO勝ちを収めている。
センソンは7月27日(水)『スックヨードムエマハート』でオートーコースタジアムフェザー級王者のゴンチャイに判定勝ち、さらに9月15日(木)『スックペッティンディー』のメインで若手成長株のヨードトーンに3RKO勝ちと好調のトップランカー。1階級上の強豪を迎える福田。タイ本国でも今から注目の一戦となっているとのこと。
(写真)ヨードペットエークとヨードペットトー また、ジュニア部門では強豪選手を多く抱える「ブーンデックシアンジム」が全面協力、ヨードペットエーク・ブーンデックシアン、ヨードペットトー・ブーンデックシアンのタイ最強の双子ジュニア選手達の出場が決まっている。ヨードペットエークは13歳ながら戦績は70戦を越え、今年6月21日(火)オムノーイスタジアムで開催された『スックPK ステージオブユース」ではチャックリットとなんと400万バーツの賭け試合を制し、ジュニア№1の称号を手にしている。日本側の対戦相手はまだ未発表だが、国内トップクラスのジュニア選手が予定されている。
<対戦決定カード>
福田海斗(=カイト・ウォーワンチャイ/キング・ムエ/IMSA世界スーパーバンタム級王者・元タイ国プロムエタイ協会フライ級王者・元「True4U」スーパーフライ級&バンタム級王者・元WPMF世界フライ級王者
センソン・エラワン(タイ/元「True4U」ライトフライ級王者、現フェザー級3位)
【出場予定選手】ヨードペットエーク・ブーンデックシアン(タイ)ヨードペットトー・ブーンデックシアン(タイ)ポームロッブ・ノーノップヒラン(タイ)モンプラカーン・シーペットチャルーンカン(タイ)