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【Krush】大久保琉唯が優勝宣言、西林翔平「予想通りじゃ面白くない」、大夢「全員ぶっ壊す」、天馬「初参戦でベルトを巻くのが一番カッコいい」

2022/09/24 12:09
【Krush】大久保琉唯が優勝宣言、西林翔平「予想通りじゃ面白くない」、大夢「全員ぶっ壊す」、天馬「初参戦でベルトを巻くのが一番カッコいい」

初代フライ級王座を決めるトーナメントがワンデーで行われる(C)K-1

 2022年9月24日(土)東京・後楽園ホール『Krush.141』の前日計量&記者会見が、23日(金)都内にて13:00より行われた。

 新設された最軽量級、フライ級(-51kg)の初代Krush王座を決めるトーナメントに出場する大久保琉唯(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)、西林翔平(K-1ジム福岡チームbeginning)、大夢(WIZARDキックボクシングジム)、天馬(WSRフェアテックス西川口)の4選手は揃ってフライ級リミットをクリアして調印式&記者会見に臨んだ。


 石川直生Krush Evangelistは1回戦2試合の見どころを次のように語った。

「西林選手は過去に負けた大久保選手にリベンジしてベルトを巻き、自分のストーリーを完結させるか。対する大久保選手は初めて見た時、野杁正明選手を見た時と同じ衝撃を覚えた。リング上で慌てる姿が想像できない大久保選手を西林選手がどこまで脅かすことが出来るかがポイント。

 大夢選手は勝率、KO率とも高く最軽量のフライ級と思えない戦いをする。このトーナメントでどんなパフォーマンスをしてくれるか。対する天馬選手は小学生の頃から100戦以上のキャリアを誇る。Krush初登場で大夢選手相手にどんな試合運びを見せてくれるのか、非常に注目しています」


 西林は、当初エントリーされた山脇飛翼の負傷欠場でリザーブから繰り上がり出場。今年2月にデビュー戦の大久保に判定負けを喫しており「リベンジ&初代王者」を狙う。

「今年3戦やって唯一負けている大久保選手にしっかりリベンジして、同じジムの先輩、K-Jeeさんが初代Krushクルーザー級王座となっているので、K-Jeeさんと同じ初代のベルトを巻きたい」と西林。大久保に対しては「恋愛番組に出たりしてちょっと浮かれてる
んじゃないか。その心の隙を突く」と言い放った。また事前予想も燃える要素に。「Krushチャンピオンも全員大久保選手の勝利。予想通りじゃ面白くないので、僕がトーナメントをかき回す」と「台風の目」になることを宣言した。

 対する大久保は「全力で戦ってしっかりと2試合勝って、ベルトを巻きます」と緊張気味に語った。他の選手を見た感想は「一番ベルトが似合うのは僕かなって感じですね」と笑い、決勝戦の相手は「どっちが上がってきても特に問題はない」と自信をのぞかせた。

 デビュー戦がK-1、2戦目がTHE MATCH、さらにABEMAにて放送中の『オオカミちゃんとオオカミくんには騙されない』に出演して注目度は高まるばかり。それについて大久保は「注目はされてると思いますけど、結果を残さないと、これから『K-1 NEXT』とか色々ある時に名前が挙がらないんじゃないかと思うので。ここでしっかりと優勝します」と結果でアピールするとした。

 また、西林に「恋愛番組に出て浮かれてるんじゃないか」と指摘されると「まったく浮かれてないです。このKrushのベルトへの思いは一番強いと思ってますし、練習もしっかり、今まで以上に集中してやってきたつもりなんで」と反論。さらに「進化した姿を見せられると思う。しっかり2試合圧倒して、Krushの初代チャンピオンになります」と語った。


 反対ブロックは、フライ級離れした攻撃力を誇る大夢(だいな)と、K-1 JAPANGROUP初参戦で、ムエタイのベルトを持つ天馬が激突。

 大夢は若干イラついた表情を見せながら「トーナメントに出れてラッキーとか言ってるヤツと、チャンピオンになってカッコいいと言ってるヤツばっかなんで。明日はそれをぶっ飛ばして。このリングは強いヤツが生き残るってところを見せたいと思ってます」とぶっ飛ばす宣言。さらに「ここは壊しのリングなんで。全員ぶっ壊す準備をしてきました」と狙いは連続KOでのトーナメント制覇だと明かした。

「ベルトへの思い」を聞かれると「この中で一番キツい練習してきたと思うし。それがベルトへの思いやと僕は思ってるんで」と斗麗らを輩出したWIZARDキックボクシングジムでの練習に絶対の自信をのぞかせた。また注目の集まる大久保については「あんまり興味ないです」と一蹴。ファンに向けては「Krushらしい試合して、僕が最速最強のチャンピオンになるんで期待しててください」と語った。

 対する天馬は、K-1 JAPAN GROUP初参戦ながら「まあ自分が一番強いかな」と断言。その裏付けとなるのはウィラサクレックジムでの練習量で「いつも通りの練習をしてれば勝てるんで。今回はいつも以上の練習をして、完璧に仕上げてきました」と天馬。

 決勝戦の相手は「(西林と大久保)どっちが上がってきても自分が思うようにやれば勝てるんで。どっちでも、って感じです」と眼中にない感じ。「初参戦で、初のチャンピオンベルトを巻くのが一番カッコいい」と天馬。Krushフライ級でも「ムエタイ最強伝説」を証明するのか。

 新設されたKrushフライ級の初代チャンピオンが決まるワンデートーナメント。最後まで生き残るのは誰か。

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