那須川天心のキックボクシング引退で「新しい世代の選手がどんどん活躍しないといけない」と決意も新たな名高
2022年9月25日（日）さいたまスーパーアリーナ『超RIZIN』にて、53.0kg契約のRIZINキックボクシングルール3分3R（ヒジ有り）でバンダサック・ソー・トラクンペット（タイ）と対戦する吉成名高（エイワスポーツジム）のインタビューが、ABEMA格闘CH公式YouTubeチャンネルにて公開された。
名高は今回の試合について「世界で試合を見る、配信を見る人も多いと思うので、その試合に呼んでもらえたのは自分の中でも光栄ですし、その意味も自分の中で分かっているつもりなので、そういう試合を見せたいと思います」と、自分の役割は理解しているという。
それは「ムエタイを体現する。面白い試合を見せて最終的にはフィニッシュで終わらせるというイメージを自分の中でずっとしているんですけれど、練習も今しっかりいい練習が出来ているのでフィニッシュにつながるんじゃないかなと思います」と、ムエタイの面白さが伝わる試合をして最後はKOで終わらせることだとした。
対戦するバンダサックについては「タイ人選手なんですけれど、普段ムエタイって5Rが主流の中でMAX MUAYTHAIのルールって3Rのムエタイルールなので、けっこうガンガン来る選手プラス海外でも最近、試合経験もある選手なのでvs.外国人の慣れっていうのはあると思います。1Rからけっこう来ると思うんですけれど、そこで自分のスピードと技術がそれでこそ活きてくると思うので、どういう流れになっても自分が最後合わせるっていうイメージが出来ているので凄い楽しみですね」と、相手がファイタータイプだからこそ自分の持ち味を活かせるとする。
「自分はずっとムエタイをやってきていて、ムエタイのタイミングとか技のスピードとかキレは僕にしか出せないと思っているので、そういう試合を見ているファンの皆様に届けたいなという想いですね」
そして、自分の立ち技格闘技界での立ち位置について聞かれると「前はずっと天心選手だったり武尊選手が本当に日本格闘技界の第一人者として活躍していたのを見て、その選手が1人いなくなってしまったというのはキックにとってはマイナスなことだと（ファンが）思ってしまうと思うので、そこで自分だったり新しい世代の選手がどんどん活躍することで、まだまだ格闘技・キックボクシング・ムエタイ面白いんだなというふうに思ってもらえるような存在に自分がならないといけないと思うので、今回の試合の意味というか大切さは本当に自分の中で分かっていますね」と、朝倉未来vs.メイウェザーで大きな注目を集める大会でしっかり存在をアピールすることが大事だと語った。
そして最後には「KOをお約束します」と、必ずバンダサックを仕留めると宣言した。
