欧州の木村“フィリップ”ミノルの異名通り、パワフルなパンチをミットに叩き込んだメレティス(C)K-1
2022年9月11日(日)神奈川・横浜アリーナ『K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~よこはまつり~』の第15試合にて、スーパーファイトのスーパー・ウェルター級3分3R延長1Rで和島大海(月心会チーム侍)と対戦するメレティス・カコウバヴァス(ジョージア)が来日、公開練習を行った。
K-1ではお馴染みのジョーダン・ピケオーをはじめ数々の強豪をマットに沈め、49戦42勝(35KO)7敗という戦績を誇るメレティス。公開練習では欧州-70kgでナンバーワンとの呼び声も高い強烈なパンチを惜しげもなくミットに叩き込んだ。
今回がK-1初参戦となるメレティス。初めて訪れた日本、そしてK-1に触れた感想を「とてもK-1は整った大会運営をしていて、日本は素晴らしい国だと感じている」と感慨深そうに語った。スポーツ歴は格闘技のみというメレティスは、幼少期よりK-1を見て育ち「K-1で戦うのは名誉なこと。戦うのが楽しみで待ちきれない」と闘志をみなぎらせる。
日本で初めて戦う相手は現K-1スーパー・ウェルター級王者である和島大海。「和島はベルトを巻くのにふさわしい選手だ」とK-1の頂点に君臨する和島を高く評価するメレティスだが、一方で自身も4本のベルトを手にしている実力者。「ともに勝利を目指して戦うので、とてもハードな試合になる。攻撃的でエキサイティングな一戦を見せられるだろう」と好勝負を誓いつつ「私は誰が相手であっても、勝利だけを見つめて全力を尽くすのみ」と、打倒・和島に突き進むつもりだ。
和島を倒したあとは「K-1のベルトを目指して戦っていく」とK-1への定期参戦を希望したメレティス。「たくさんの人に私のことを知って欲しい。私のファンが増えるといいと思っている」と、この一戦でK-1における知名度を確固たるものとする構えだ。