【RISE】大雅が4度目の参戦でホープの奥平将太と対戦「格の違いを見せる」、奥平は「小学生の頃から見ていた」

　2022年10月15日（土）東京・大田区総合体育館で開催される『Cygames presents RISE WORLD SERIES 2022』の記者会見が、9月9日（金）都内にて行われた。 　スーパー・フェザー級3分3R延長1Rで、大雅（TRY HARD GYM）vs.奥平将太（FIGHT CLUB 428/Team Bull）が決定。 　大雅は2012年1月に16歳でプロデビューし、2014年8月にKrushスーパー・バンタム級王座を奪取。2016年にはK-1 WORLD GP -60kg日本代表決定トーナメントで優勝し、翌2017年2月にはK-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王座を奪取した。2018年9月からRIZINに参戦。2020年8月の『RIZIN.23』で原口健飛に初回KO負けを喫するなど泥沼の3連敗を経験したが、11月の『RIZIN.25』でDEEP☆KICK -63kg王者・山畑雄摩に勝利。2021年11月にはRISEで梅野源治に勝利し、2022年3月の『RIZIN.34』では高橋亮とドロー。2022年7月には新田宗一朗から判定勝ちを収めた。RISEには今回が4度目の参戦。戦績は24勝（6KO）13敗2分。 　奥平はBigbangアマチュア6階級王者の肩書きを引っ提げ、2020年10月にプロデビュー。ルックスもよく、大会前日に計量を終えたその足で『TGC teen 2021』にSUPER teenの一人として出演したこともある。2021年7月大会ではベテランの瑠夏を破ったが、フェザー級に階級を下げて臨んだ9月大会で宮崎就斗に判定で敗れプロ初黒星。12月大会でも小野幹晃に敗れ連敗を喫したが、今年7月大会で藤井重綺に延長戦の末に勝利して再起した。戦績は4勝（2KO）2敗。RISEスーパーフェザー級7位。 　大雅は9月6日にチームドラゴンから兄HIROYAが会長代行を務めるTRY HARD GYMに復帰。「約1年間お世話になったチームドラゴンを辞めて、またTRY HARDでやっていくことになりました。前田会長・選手の皆さんに感謝していますし、教えてもらったことを大事にして頑張っていきます。今回の相手は昨日の夜に決まって、受けるべきかどうか考えましたが、ここはしっかり格の違いを見せて自分の相手はここじゃないところを見せたい」と挨拶。 　ビッグネームとの対戦というチャンスを得た奥平は「強い相手を用意してくれてありがとうございます。必ず勝ちます」と意気込む。 　互いの印象を聞くと、昨夜決まったということもあり大雅は「まだちょっとしか試合映像を見ていません」とし、奥平は「小学生の頃から試合を見ることが多くてめちゃくちゃ強い印象です」と世代（大雅は26歳、奥平は20歳）を感じさせるコメント。それに大雅は「20歳でしたか。自分も26歳になったので、そういう年齢になったということですね。でもまだ続けるのでこんなところでつまづいていられません」とした。 「試合を断る理由もなかったので、いつか戦う運命だったと思っています。ここで勝てば完全復活だと思うのでよろしくお願いします」と番狂わせを狙う奥平。大雅は「あと1カ月、リングに入ったら殺しに行くつもりで行くので楽しみにしていてください」と、若手でも胸を貸すつもりはなく全力で叩き潰しに行くと言い放った。 　また、大雅のTRY HARD GYM復帰の理由については「いろいろあるんですが、悪い意味ではなくここでは控えさせていただきます」としていた。