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2022年9月19日(月・祝)に後楽園ホールで開催される「プロ修斗公式戦 2022 Vol.6」に、PANCRASEで活躍するライカ(RIGHT THING ACADEMY)が初参戦。「ONE Warrior Series」で桐生祐子、SARAMIに判定勝ちしている韓国のキム・ソ・ユル(MOB Training Center)との対戦が発表された。
▼女子フライ級 5分3R
ライカ(日本/RIGHT THING ACADEMY)
キム・ソ・ユル(韓国/MOB Training Center)
ライカはプロボクシングで30戦を超える戦績を持ち、3階級で世界タイトルを獲得。2014年からMMAに転向し、11勝8敗1NC。DEEP、REAL、PANCRASE、TTF、ROAD FC等を経て、2018年からPANCRASEに継続参戦。
2019年にグレイシ・ファリア、アニー・カロリネを相手に国際戦で2連勝も、2020年7月に端貴代に、2021年5月に法DATEにいずれも判定負けで2連敗中。その間、2021年1月にはRISEのキックルールにも挑戦し、浅井春香に判定負けを喫している。
対するキム・ソ・ユルは韓国のコンプリートファイター。2016年11月のMAX FCでキックボクシングでプロデビューを果たすと、6勝1敗。2017年にMMAキャリアをスタートさせ、2019年2月に桐生祐子に判勝ち、10月の日本大会では、現女子スーパーアトム級世界王者のSARAMIにもアトム級(※52.2kg)で判定勝ちを収めている。
オーソドックス構えから繰り出すシャープなワンツーに加え、SARAMIの内股を潰して、ボディロックからテイクダウンを奪うなど、組みの強さ、フィジカルの強さも見せている。
2021年12月には「Double GFC女子ストロー級(47.62kg)王座決定戦」で、ホン・イェリンの欠場を受けて代役出場したソン・ヘユンを相手に暫定アトム級ではなくストロー級で対戦し、1R 腕十字で一本勝ち。王座に就いている。
ライカとの一戦はフライ級(56.7kg)での試合となるが、今回の修斗参戦の先に、SARAMIの持つスーパーアトム級(50.0kg)の世界タイトルも見据えるか。ライカは初参戦の修斗で、ソユルは「階級を超越した異次元女子バトル」と銘打たれた試合で、ともにどんなキャリアを目指すか。