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【K-1】トーナメント参戦のナックロップ「攻撃的な試合をして、日本のファンの心を虜にしたい」優勝に自信満々

2022/09/08 22:09
 2022年9月11日(日)神奈川・横浜アリーナ『K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~よこはまつり~』にて、「K-1 WORLD GP第5代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント」に出場するナックロップ・フェアテックス(タイ)が来日、公開練習を行った。  ナックロップはシャドーボクシングの後、2分1Rのミット打ちを披露。ウィラサクレック会長が持つミット目がけて、キック、パンチ、ヒザ蹴りをまんべんなく打ち込み、コンディションの良さを見せつけた。  今回がK-1初参戦となるナックロップだが、K-1王者となったゲーオ・ウィラサクレックらを輩出したフェアテックスジムの選手。現在24歳で、7歳からムエタイを始めており、すでに76戦の経験がある。まだタイトルを獲った実績はないが、アグレッシブなファイトスタイルが求められるタイのテレビマッチで活躍し、BBTVランキング2位となった実力者だ。  初めてK-1に参戦することについて、「凄く名誉なことだと思っているし、全力を出し切りたい」と語ったナックロップ。「K-1の舞台は凄く大きな舞台だと思っているし、タイ人はみんなチャンスがあれば参戦したいと思っている。今回その機会をもらえて嬉しいよ」と、待望の初参戦のようだ。  ファイトスタイルは自身でも「アグレッシブで攻撃なスタイルだと思います」と語る通りの激闘派。ムエタイにおいて攻撃的なファイトスタイルを表す“ムエマッド”に分類されるファイターで、「蹴り、パンチ、ヒザ蹴り、全て得意」と、あらゆる武器を駆使して、相手と打ち合うのが得意のようだ。4~5カ月の間、K-1ルールに合わせた練習を行なってきたとのことで、「ムエタイとの違いはヒジが使えないところだが、適応はできると思う」と、ルールへの適応にも自信満々だった。  そんなナックロップもワンデートーナメントは初めての経験。優勝するには3試合勝ち抜かなければならないが「全く問題ない。ドンドン勝ち続ければチャンピオンになれるし、3回試合ができたら最高だ」と、全く意に介していない。一回戦の相手の朝久裕貴に関しても、「朝久というよりも誰が来ても全力で戦うだけ」と、相手云々は頭にない。タイで倒し倒されの試合を経験してきたからか、「一番大事なのは気持ちだ」と、精神力の強さで過酷なトーナメントを乗り切るつもり。その上で参加メンバーを見渡し、「自信は100%ある」と、力強く優勝宣言をしていた。  今回のトーナメントでは「自分が持っている全てを見てもらいたい。その中でもムエタイの技の美しさを見ていただきたい。攻撃的な試合をして、日本のファンの心を虜にしたい」と自身の魅力を存分に発揮しつつ、目標とするチャンピオンとなり、日本でもスターになった先輩のタイ人選手たちに続きたいという希望を持っている。 「K-1のチャンピオンベルトをタイに持ち帰りたい」と、ゲーオ、ゴンナパー・ウィラサクレック、パヤーフォン・アユタヤファイトジムらに続くK-1王座戴冠を力強く誓っていた。
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