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桜井“マッハ”速人・47歳の6年ぶり現役復帰が決定、2023年1月にブラジルの大会に出場「格闘技にけじめをつけるためにも」

2022/09/04 13:09
 桜井“マッハ”速人(マッハ道場)が約6年ぶりに現役復帰することを自身のYouTubeチャンネルにて発表した。  マッハは柔道、空手、シュートボクシングを経て1996年10月に修斗でプロデビュー。1998年5月に無敗のまま修斗ミドル級王者となり、2001年8月にアンデウソン・シウバに敗れるまで驚異の18連勝(2つの引き分けを挟む)を記録。2002年3月にはUFCで世界ウェルター級王座に挑戦し、2003年3月からはDEEP、同年大晦日からはPRIDEで活躍した。2016年大晦日で約3年ぶりに復帰し、坂田亘にTKO勝ちして以降は試合から離れている。  8月13日に自身のSNSに「一月にブラジルから試合のオファーがきてる。やろうかなと」と投稿し、その後も「ブラジル行ったことないからワクワクします」とやる気になっていることを告げていた。  そして今回、9月3日に自身のYouTubeチャンネルにて『緊急記者会見』と手書きのボードを掲げて記者会見風の動画をアップ。「私、桜井“マッハ”速人はブラジルで行われる大会に出場することが決定致しました」と発表した。  マッハが出場するのは2023年1月7日にブラジルで開催される『CLASH OF GIANTS』という大会で、マッハによれば「ブラジルで大会をやるということでレジェンド枠の人間を今僕集していて、それで出場してくれないかということで話が来ました」とのこと。ヘンゾ・グレイシー、ジョルジュ・サンピエールなどにも声がかかっているという。  マッハは復帰の理由について「時間も空いてしまったんですけれど、自分は事業の方に奔走していましておかげさまでひとつも失敗せずに繁栄できるように頑張ってここまでやってきました。ブランクというところで自分も今充実した…正直、試合に出なくても充実した毎日を過ごせるような状況下にあるんですけれども、本来の自分の立ち位置というか使命は、元々格闘技のチャンピオンとしてトップ選手として生きてきたというところがありますので、自分の人生の中で格闘技という立ち位置が凄く大きいものなので、人生を振り返って自分は何者なのかと自問自答した時に、やっぱり自分は格闘技でここまで桜井“マッハ”速人というものを作ってきた経緯があります。やはり格闘技にけじめをつけるためにも、もう1回やってみようということで。最終章になるかは分かりませんけれども、あと10年やるかもしれない、あと20年やるかもしれないのでそこはまだ分からないですけれども、また格闘技に戻って一からやっていこうと決意を致しました」と、1試合限りの復帰ではなく一からやっていくつもりなのだという。  8月24日には47歳になったが、「まだまだ一線上でできると。そうすることによって後輩たちが総合格闘技をやりたいと一人でも多く思っていただければと思って。総合格闘技には可能性があるということを示したいと思います」と、年齢を重ねても強くなれることを自らが証明したいとした。  動画ではその場で契約書にサインし、出場が確定。次回公開する動画では、契約体重や対戦相手のこと、さらには自身の減量は大丈夫かなど試合の詳細を明らかにすると予告している。
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