ハワイでの開催を発表したRIZINにエンセン井上(右)とBJ・ペン(左から2人目)が協力を約束(C)AbemaTV, Inc./RIZIN FF
2022年9月25日(日)さいたまスーパーアリーナ『超 RIZIN』と『湘南美容クリニック presents RIZIN.38』の対戦カード記者会見が、8月31日(水)正午よりLIVE配信にて行われた。
ハワイ・ワイキキの屋外会見場では3部制にて会見が行われ、第1部では2023年にハワイでRIZINの大会を開催することが発表された。
登壇した榊原信行RIZIN CEOは「本日から私たちの最初のRIZINの国際的イベント、ハワイで来年行われるそのイベントの準備に入ります。このハワイでドラマティックな格闘技イベントに育て上げていきたい」と宣言し、「そのためにBellatorのスコット・コーカー代表、メイウェザーからの支援も必要。ハワイの若いファイター、将来の王者のための道筋を作りたい。日本の多くのファンがハワイを訪れると思います」と、Bellatorとメイウェザーにも協力を求めるとした。
続いて、ハワイ大会の協力者としてエンセン井上と兄のイーゲン井上も登壇。エンセンは「ハワイの格闘家が夢を叶える機会を与えていただいたことを感謝します。ハワイの観光客を再び呼び込み、素晴らしいイベントが展開されるのも嬉しく思います。PRIDEの時も(ファンに)ハワイに来ていただきました。RIZINでも来ていただきたい。このような形で関われることを嬉しく思います」とスピーチした。
そしてBJ・ペンも遅れて会見に出席。「ハワイのファイターがこれだけのチャンスに恵まれること、そして才能を存分に発揮できるイベントを開催していただけることを大変嬉しく思っています。これは私のキャリアにおいても、ハワイのMMAにとっても、そして若い世代の選手にとっても大きなインスピレーションになると思います。私は10歳の時から日本のファイター、ハワイのファイターがハワイで戦うのを見てきました。そういう中で育ってきた。私が育ってきたのと同じような環境を若い世代に提供していただけるRIZINに感謝を申し上げます。これだけ素晴らしい方々と仕事ができることを私は大変嬉しく思っています」と、RIZINハワイ大会への協力を約束した。