▼ONEムエタイ・フライ級ワールドGP準決勝 3分3R
〇スーパーレック・ギアットムーガーオ(タイ)135ポンド(61.24kg)1.014
[1R 1分35秒 KO] ※左縦ヒジ
×ボルター・ゴンサルベス(ブラジル)135ポンド(61.24kg)1.0226
スーパーレックは、ルンピニーのフライ&バンタム級王座、WBCムエタイ世界スーパーフェザー級王座のほか数多くのタイトルを獲得した名選手。2012年にはタイのスポーツ省が認定するムエタイMVPにも選ばれている。2017年6月、2018年8月と2度来日経験があり、ヤスユキにハイキックでKO勝ち、小川翔にヒジによるカットでTKO勝ちと圧倒的な強さを見せつけた。
ONEでは2020年7月大会でONEムエタイ世界フライ級1位にいたパンパヤックを判定3-0に破り、変わらぬ実力を発揮。9月にはファディ・カレッドにも難なく勝利して2連勝で、2021年2月にイリアス・エナッシが保持するONEフライ級 キックボクシング世界タイトルに挑んだが、判定3-0で敗れている。2022年5月のグランプリ準々決勝では内藤大樹を判定3-0で退けた。戦績は129勝29敗4分でKO数は不明。
ゴンサルベスは2016年頃からタイを主戦場とし、MAXMUAYTHAIやエクストリームムエタイで活躍。2017年にP-1トーナメントで優勝すると、2018年3月にはWPMF世界ライト級王座を獲得。2018年6月にはエクストリームムエタイ-60kg王座も獲得した。
2019年10月にONE初参戦を果たすといきなりロッタンのONEムエタイ世界フライ級王座に挑戦したがスプリット判定負け、2020年12月にはMOMOTAROにTKO負けと連敗。しかし、2022年5月のグランプリ準々決勝ではホセ・クルスを初回TKOに破って準決勝へ進出した。戦績は72勝(36KO)6敗。
1R、サウスポーのゴンサルベスにスーパーレックは右インロー、ゴンサルベスはオーソになって右カーフを蹴ってスーパーレックを転倒させる。今度は右ローを蹴るスーパーレックに右縦ヒジを打ち、右のボディ。
入り込んで左縦ヒジを打ってきたゴンサルベスにスーパーレックは左縦ヒジを合わせ、ダウンするゴンサルベスだがすぐに立ち上がり“効いてないよ”のポーズ。しかし、一気に詰めるスーパーレック。ゴンサルベスは左右ロングフックで対抗するが、一度右の縦ヒジを打ったスーパーレックはゴンサルベスのガードの隙間を縫うような左縦ヒジでダウンを奪い、ゴンサルベスは立つことが出来ず。スーパーレックの圧勝に終わった。
「相手がストイックなファイターだと知っていたので対応する準備をしてきました」というスーパーレックは5万ドルのファイトボーナスを獲得。満面の笑みを浮かべた。
Superlek Kiatmoo9 🇹🇭 ELBOWS his way to the ONE Flyweight Muay Thai World Grand Prix final!#ONEonPrimeVideo1 | #ONEChampionship
— ONE Championship (@ONEChampionship) August 27, 2022
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